消費者のライフスタイルの変化により、小売業も進化しております。
今回は、新しい食品スーパーマーケット
「コンフォートマーケット」
についてまとめた記事です。
(出所:コンフォートマーケットHPより)
店舗概要
セブン&アイ・ホールディングスの傘下である株式会社フォーキャストの新型スーパーマーケットになります。
所在地:東京都品川区中延4-6-8
交通:東急大井町線・都営地下鉄浅草線「中延駅」から徒歩2分
営業時間:10時~22時
売場:1&2階フロア
生鮮食品、ミールキット、冷凍食品も豊富。
セルフレジなどローコストの仕組みを盛り込んでいる一方、店内の焼きたてベーカリー、惣菜の対面販売、試食販売など、接客にも力を入れています。
店舗コンセプト
ターゲット:日々忙しいけど、料理をする人
現状は、料理をする人は女性がまだまだ多いので、女性がメインの印象。
基本的に、全ておしゃれで、女性が好みそうなデザインになっています。
コンセプト:べんりでゆたか
「便利さ」と「豊かさ」。
相反するこの二つのキーワードを実現できる店舗を目指しています。
実際に店舗に行って買い物をしてきました。
いたるところに新しい工夫を発見!(≧▽≦)
コンフォートマーケットの新しい価値、または工夫されているところを各項目ごとにまとめてみました。
商品
<超売れ筋商品は安い>
納豆の一番人気商品、生鮮の良く買われる商品などの価格は安かったです。
食品スーパーとしては、このラインが高いと買いづらい店ということで客離れします。
そこをしっかり安い売価で設定することで、買いやすい店の印象を受けました。
<冷凍食品も豊富 >
素材をそのまま冷凍したものが豊富でした。
例えば…いくら、いか、ほたて、魚など。
この素材の冷凍食品って、意外に便利。
使いたい時に使えるのです。
気になったのがごちそうおにぎり。
解凍すれば食べられるこだわりおにぎりでした。
<こだわり商品豊富>
味がおいしい、添加物が入っていないなど、この商品を指名買いします!というものの品揃えは◎の印象でした。
みんなが買うわけではないけど、ネット上で口コミ評価が高いような商品です。
例えば、インドカレー。
3人分のカレーが作れて、598円。
このペイストに水とチキンを入れて煮込めば、本格的なインドカレーのできあがり~♪
これ、おいしいのです。
トマトが一番多く使われていて、酸味があります。
その酸味とバター、カシューナッツ、スパイスなどがマッチするのです。
砂糖も三温糖という体に負担のかからない砂糖を使っているこだわりぶり。
化学調味料無添加です。
値段が安くて購入する商品ではないですが、1度買うと、リピートしたくなる商品。
そんなこだわり商品がごろごろ隠れています。
<惣菜>
1階のラウンド型の惣菜コーナーは、おいそうな惣菜がい~っぱい並んでいます。
デパ地下をスーパーに少しアレンジしたような、そんな印象。
<インストアベーカリー >
パンの焼きたてって、なんであんなにおいしいのでしょう。
おいしそうな香りに、食欲もそそられます。
パンは焼きたてを提供するために、店内で焼いて販売していました。
人気商品のちぎりパンを購入。
持って帰る時、少し潰れてしまった(>_<)
子供も「ふわふわ~♪」と喜んで食べていました。
サービス
・アプリ会員でポイント付与
・アプリ会員で、メニュー提案
・アプリ会員で、ロッカー受け取りサービス
アプリも力を入れている印象。
メニュー提案から、そのまま商品が買えるところが便利です。
アプリについてまとめた記事はこちら↓
・【コンフォートマーケット】アプリを使ってみたら、レシピからの商品取り置きができたよ
他にも、、
・駅徒歩1分
・ATM
・広い通路
・全体的におしゃれ感◎
・接客に力を入れている(試食販売、対面販売など)
なんだかよい気分で買い物できる~♪
そんな空間を創り出しております。
(出所:コンフォートマーケットHPより)
ローコストの仕組み
売れ筋品を安くするために、店舗運用をローコストに抑える仕組みがたくさんありました。
・セルフレジによる人件費削減
・アウトパックのお弁当(店舗では製造しない)で、製造負担軽減
・EDLP (毎日、買いやすい同じ価格)
1日限りの特売を実施しないことで、特売の売価設定、POPの張り替え、商品陳列の手間を省きます。
・プライスカードの工夫、全て統一用紙
プライスカードが元の台紙は同じで、切り取って大きさを変えておりました。
プライスカード在庫の種類減→管理楽に。
・会員サービスはアプリのみで、カード代節約&店舗の運用楽ちんに。
・レジ袋は有料のみ 1枚5円
・店舗オリジナルのエコバックは¥1,500、¥1,980で、ブランド化して高単価に設定
店舗がおしゃれな雰囲気なので、ものが良くデザインがかわいいエコバッグは売れますね(^^)
・品出ししやすい工夫
4階にある作業場でアウトパック以外の総菜を製造し、この4階作業場と1階総菜売場が エレベーターで直結しているようです。
まとめ
ターゲットが明確で、そのターゲットが喜ぶ店舗のコンセプトになっていました。
ターゲット:忙しい料理をする人
コンセプト:便利さと豊かさを提供する
そのうえローコストの仕組みで店舗を長く営業させたいという想いが伝わってきました。
プラスして、全体のデザインにはこだわりがあり、店舗をブランド化しようとしている努力が素晴らしかったです。
ぜひお立ち寄りください☆
新しい発見があるかも!
それではこの辺で★
まったね~!