2017年度は黒字転換!Twitterの収益性改善の要因を考える

2017年度は黒字転換!Twitterの収益性改善の要因を考える

SNSによって、時代が大きく進歩しました。

一般の消費者からの発言が簡単にできるようになり、消費者の力を強くしてくれた存在です。

今回はそんなSNS業界で有名なTwitter社を分析してみます。

認知度は高く、とても有名な企業ですが、実は毎年赤字で苦しんでおりました。

2017年度決算で黒字転換しましたが、その詳細について診ていきましょう。

 

世界利用者数

SNSと聞いて思い浮かぶのは、Facebook、Twitterではないでしょうか。

世界の利用者数をみてみましょう。

(出典元:総務省 27年度版情報通信白書)

最新のデータで、Facebookの2018年1月時点の月間アクティブ利用者数は20憶人を超えております。

TwitterとFacebook、こんなに利用者数に差があったのは個人的には驚きでした。

アメリカのトランプ大統領が、Twitterをよく使っていいるので、世界的にみてもFacebookと並ぶくらいかなって。

思い込みはいけないいけない。

 

 

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収益性

次に収益性を診ていきます。

TwitterとFacebookで規模が異なるので、もう1社比較対象を追加します。

Twitterと同じくらい登録者数がいるSNSに新浪(sina)という中国最大手インターネットポータルサイトがありました。

この3つで比較していきます。

(データ出所:Nasdaqの2017年度決算書より、筆者作成)

Facebookの収益性が高いです。まず売上総利益からして、20ポイントほど開きがあります。

これは規模の経済が多少なりとも働いていると考えてよいでしょう。

どうゆうことか?

利用者数に大きな開きがあり、それによって、売上もFacebookはTwitterの約16倍です。

売上の大小関わらすかかってくるコスト(固定費)の全体に対する負担が少なくなるため、収益性が高くなるのです。

ではTwitterとSinaではどうでしょうか?

売上高総利益率は65%前後と同じくらいです。つまり製品自体の収益性は同じくらいです。

が!

売上高営業利益率がTwitterが-0.6%、Sinaが7%と大きく違います。

本業の収益性が大きく異なります。

売上高営業利益は、売上から製品原価、販促管理費(人件費、広告費など)、研究開発費を差し引いた利益を売上に対してみたものです。

どこに違いがあるのか?

TwitterとSinaの売上に対する研究費率、販促管理費率を比較します。

(データ出所:Nasdaqの2017年度決算書より、筆者作成)

2017年にTwitterが黒字転化しました。

その要因は、販促管理費と研究費が下がったことにありそうです。

その詳細の項目は、データが見つからず、ここまでの具体的ではない答えにはなってしまいますが。。

ちなみにFacebookはどうでしょう?

売上が桁違いですね。

その大きな売上に対しての各コストの率が抑えられられています。

これらの表の数字をグラフにしてみました。

(データ出所:Nasdaqの2017年度決算書より、筆者作成)

売上(左軸)の増加に伴って、営業利益率に関わる研究開発費、販促管理費の対売上率が低下していっているのが分かります。

(データ出所:Nasdaqの2017年度決算書より、筆者作成)

こちらも伸びていますね。中国人口の影響力は偉大ですね。

(データ出所:Nasdaqの2017年度決算書より、筆者作成)

Facebookの売上の伸びも大きいです。

SNSはまさに伸び盛りの市場であることが分かりますね。

 

Twitterの今後

黒字転換したTwitterですが、今後も収益性がより良くなる可能性はあると考えます。

再度になりますが、コスト率の表を確認します。

(データ出所:Nasdaqの2017年度決算書より、筆者作成)

この表をみてみると、Twitterは、今まで必要以上に販促管理費がかかっていた可能性が高いです。

Sinaを基準とすると、7ポイント分販促管理費を改善できれば、それがそのまま営業利益になります。

(具体的な内容が知りたいですね~)

また、Twitterが顧客を引き付ける施策をどんどん打ちだしていき、利用者数を伸ばすことができれば、Facebookのように規模の経済がはたらき、さらに収益性に余裕がでてきますね。

これからのTwitterの動きに注目です!

 

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