感情労働って聞いたことがありますか?
感情のコントロールや表現が重要になってくる職業のことです。
今回はこの感情労働を中心に、労働の分類についてまとめます。
労働の分類
労働を、今回は次の3つに分類します。
・感情労働
・肉体労働
・頭脳労働
どれかが100%ではなく、いろんな仕事は、この3つの労働によって構成されていると、私は考えます。
例えば
感情労働50%+肉体労働10%+頭脳労働40%
という感じ。
職種によって、この構成比は変わります。
感情労働の定義と具体例
<感情労働の定義>
感情労働は、肉体労働、頭脳労働と、どのように違うか?
感情労働は、顧客満足を第一に、労働者本人に感情のコントロールを求められる仕事です。
求められる一定の感情表現があり、その表現により、業務の成果が左右します。
「人」が業務の対象になるというのも特徴です。
この感情労働は、アメリカの社会学者であるA・R・ホックシールド氏によって提唱されました。
<感情労働が多い職業の具体例>
・客室乗務員
・介護職
・医者
・看護師
・教師
・保育士
・カウンセラー
個人的には
・社内の調整役、上司と一般社員をつなぐ管理職
も感情労働が存分に試されると感じています。
感情労働は、決められたパターンというものが、あまり役立ちません。
相手は感情がある人間です。
今後、とても重要になっている職業と考えております。
その理由は、以下3点。
・AIに代替できない
・単身世帯が増えて、外部との人間的なコミュニケーションに需要がある
・日本人が強い分野で国際的な競争力を発揮できる
肉体労働の定義と具体例
<肉体労働の定義>
単純に身体を動かることで報酬を得る労働を定義されることもありますが、今回は「与えられた仕事をこなす作業や量産作業など」と定義します。
身体を使うことで、自分の時間を提供する仕事です。
<肉体労働が多い職業の具体例>
・農林業の作業
・清掃作業
・工場での作業
・パソコンでのデータ入力作業
今後は、機械や、AIに代替される可能性が高い職業です。
頭脳労働の定義と具体例
<頭脳労働の定義>
頭脳労働とは、専門知識によるアドバイスや、アイデアや企画などを生み出して、報酬を得る労働です。
頭を使う時間に対してではなく、アイデアや企画の質が評価基準です。
<頭脳労働が多い職業の具体例>
・研究者
・コンサルタント
・YouTuber
個人的には、
・希少で機械で再現できないような技術を持った職人
は、単純に自分の時間を売っているのではないので、こっちかなと考えています。
また、デザインというアイデアを販売している
・芸術家
も頭脳労働と考えています。
頭脳労働は、知識系は今後、AIに代替される可能性が高いです。
が、アイデアや企画の総合的な思考は、人間独特のものなので、今後も重要になってくるかなと考えています。
まとめ
感情、肉体、頭脳という労働分類は、AIが出てきた現在ならば、ストンと落ちる考え方です。
私個人としては、応用できる柔軟な頭脳労働を磨きつつ、人とのコミュニケーションがすきなので、感情労働をプラスオンしていきたいと考えています。
理論(頭脳労働)+感情(感情労働)=∞
どんな仕事が残せるかワクワクしながら、今日はこの辺で。
まったねっ!
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