今回はおもしろ本のご案内です。
おもしろ本
本の内容
電力自由化によるこれからの社会の変化がワクワクする未来として描かれている1冊です。
著者によると、通信分野が爆発的に広がったのと同じ経路を、電力がたどっていると説明しています。
通信分野は、インフラ→ハード&ソフト→コンテンツ
というふうに整っていき、今やインターネットなしの生活は考えられないほど、人々の生活に密着しています。
本ブログも、通信分野の発達がなければ、もちろん存在しておりませんでした。
いきなり書籍を発行するのは費用も必要ですし、難しいです。
しかし、インターネットを利用したブログは、始めよう!と奮起したらハードル低く、どなたでもスタートできます。
少し、脇道にそれましたが、電力も只今、インフラを作っている真っ最中になります。
大きな変化は以下の2つです。
・誰がいつ、どのくらいの電力を使用したかが、30分ごとにデータとして蓄積されるようになる
・ワイヤレスで電気を飛ばして充電できるようになる
とてもコンパクトにまとまっており、読みやすいのでおすすめです。
おもしろい点
電力がデジタル化するにあたって、近いうちに、今まで考えられなかったようなことが実現する。
そんな近未来を具体的にイメージできたところが、とてもワクワクしておもしろいポイントでした。
そう、未来にワクワクする1冊なのです。
著者は電力自由化にあたりこんなことができるようになるのでは?と言っております
フランスやイギリスで発電された電気を日本で購入しているよ
余った電気を友達とシェアしあっているよ
ニュージーランドの旅行中、充電を気にせず旅行したよ
電力自由化の環境で、電力のインフラ、ソフト&ハード、コンテンツが整うと、電力の売り買いが自由にできるようになります。
今まで使われていなかったちょっとした発電による電力も売れるようになります。
電力デジタル化によるビジネスの幅は、大きく広がっていくでしょう。
エフオンの可能性
今回、本を読んで、電力の売り買いがもっともっと自由になる未来が近々やってくることがわかりました。
例えば…
通学途中に自転車をこいで発電した電力をフリマアプリで販売したりとか
環境問題を意識している人が、再生可能エネルギーで発電された電力のみ購入するとか
そう、再生可能エネルギーの価値が高まりそうです。
顧客ごとに購入できる電力の種類を選べるようになる未来がきたら。
以前、こちらのブログにて、再生可能エネルギーの国産木製チップを使って発電している会社、エフオンを取り上げました。
エフオンを分析した記事はこちら
電力自由化がさらに浸透することによって、エフオンの今後の活躍が楽しみです。
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