FTPってなに?
EPAとTTPの違いは??
これらの言葉を初めて耳にする方でもわかるように、簡単にまとめた記事です。
WTOから始まりました
WTO…
またまた追加で3文字英語が出てきました(;・∀・)
WTO=世界貿易機関
世界の貿易ルールを決める機関のことです。
WTOがあるからこそ、様々なものが、混乱や争いなく、国を超えて商売できています。
WTOでルールを決めるためには、161の国と地域の「全会一致」が原則になっています。
しかし、そんなにたくさんの国が全会一致するのは、想像するだけで大変、、
会社で1つのことを決めるだけでも、いろんな人の思惑により、紆余曲折するくらいです。
150以上の国どうしといったら、文化も違い、商売も違い、利害も違い、、、
WTOの会議にでたことはもちろんありませんが、決まらなそう…って思っちゃいます。
実際に、先進国と途上国が対立。
2001年から開始した交渉は、停滞してしまいました。
そこで、「二国間での交渉」が主流になりました。
範囲を絞った形での貿易のルールがFTAとEPAになります。
FTAとEPAの違い
関税のFTA、より幅広いEPAというイメージです。
FTA≦EPA
FTA:関税の撤廃・削減を定めている(自由貿易協定)
EPA:関税だけでなく知的財産の保護や投資ルールの整備なども含めている(経済連携協定)
こうやって2国間で、ルールを固めていくと、「この国も。あっ、この国も!」と沢山結ばなくてはいけなくなり大変です。
そこでうまれたのがTPPでした。
EPAとTPPの違い
広い範囲での貿易のルールがEPA、環太平洋というエリアを絞った形がTPPです。
ひとつひとつ結んでいたのでは、もう大変。
船がまわりやすいエリア環太平洋沿岸の希望する国で、まとめて貿易しやすいルールを結んでしまいましょ~というのがTPPです。
TPPのほかにも、これからどんどん増えそうな予感です。
今後新しく生まれるかもしれない新エリアは以下です。
・日EUのEPA:日本とEU
・TTIP:アメリカとEU
・RCEP:インドや中国、韓国、ASEAN全加盟国などの東アジア
以上、まとめるとこんな図になります。
おまけで、略語をまとめておきます。
貿易関係の略語まとめ
・WTO(World Trade Organization 世界貿易機関)
・FTA(Free Trade Agreement 自由貿易協定)
・EPA (Economic Partnership Agreement 経済連携協定)
・TPP(Trans-Pacific Partnership 環太平洋パートナーシップ)
・TTIP(Transatlantic Trade and Investment partnership 環大西洋貿易投資連携協定)
・RCEP(Regional Comprehensive Economic Partnership (アールセップ)、東アジア地域包括的経済連携)
(参考HP:経済産業省)
これからますます外国間のやり取りが活発になってきます。
日本国内だけではなく、世界を知ったうえで、日本を強くするためにはどうしたら良いか(*’ω’*)
世界で、戦っていけるような力を、しっかりつけようっと!と奮起しました。
それでは、まったね!
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