※2022年8月9日更新
ヘルニア、腰痛で苦しんでる方、意外に多いのではないでしょうか?
2019年8月に、夫がヘルニアの手術をしました。
今回の記事では、腰のヘルニアが、手術するまで悪化した原因と考えられるものをまとめてみました。
心当たりある方は、予防のストレッチなどが必要かもしれません(^^)
手術に至るまでヘルニアが悪化した主な原因は…
- 筋トレでギックリ腰
- 約25 ㎏ の荷物を500 m 運ぶ
- ブラジル出張時の長時間フライト
- 合わない寝具
これらについて、時系列で具体的にまとめていきます。
今回の記事は、小説風な語りでお送ります(´▽`)
筋トレでギックリ腰になる
<2018年4月>
ジムで筋トレして、ギックリ腰になった。
それは突然の出来事だった。
サイドランジをウェイトなしのバーのみ(20㎏)で行っていた時だった。
かかとまでお尻を落とす深く下げるスタイルのサイドランジのためだったのか、左脚に落とした瞬間にズキッ!
次の瞬間から腰の痛みがじわじわと増していく。
典型的なぎっくり腰の症状が始まった。
今思えば、この原因は股関節のストレッチを怠ったためだと思う。
サイドランジのフリーウェイトでアップをしていた時から、股関節の硬さを感じていたからだ。
生まれつき身体が強い人はウォームアップなしでバリバリトレーニングを始められるのだろう。
が、身体も強くなく、強靱な関節を持ち合わせていない人間にはストレッチは必須だ。
筋肥大のためにはトレーニング前にストレッチをしない方がいいという説もある。
しかし、これは完全なるトレードオフの関係であることに気づいていなかった。
筋肥大は得られるかもしれないが、それと引き換えにケガのリスクを負うということにもっと早く気づいていれば。。。(大泣き)
約25 ㎏ の荷物を500 m 運ぶ
<2018年11月>
旅行中。
約25 ㎏ の荷物を500 m 運ぶことに。
普段からジムで鍛えていることもあり、余裕だろうと甘く見ていた。
よいしょっ、よいしょっ。
ん………!?
何やら腰に違和感が…
この感覚はギックリ腰でもなく、10年以上前に経験した忌々しいあいつか。
あいつがまた「元気だった??(^^♪」とあいさつにきたかも…
嫌な予感。
あいつとは、19歳で経験した腰椎椎間板ヘルニアである。
<2018年12月>
この頃には違和感から腰及び臀部の痛み、左脚の軽い痺れに悪化していた。
ただ、日常生活に異常をきたすという程でもなく、昔のように3ヶ月くらい経てば自然治癒するだろうと思っていた。
どうせ医者にいったところで、牽引とか電気とか。
科学的に効き目が証明されてるか不明なものに、時間とお金も費やしたくないしなという思いから医者には行かず。
3ヶ月経って改善されてなければ、診察してもらおうと考えていた。
この間もジムでの筋トレは継続。
ただし、腰に大きく負担が掛かりそうなスクワット、デッドリフト、その他背筋を鍛える動作は控えるようにした。
症状はよくならないものの、ジムに行った後は筋肉がほぐれているためか、かなり調子は良かった。
<2019年4月>
なぜだ、なぜ治らないんだ、いつになったら治るんだ。
腰のこと気にせず運動したいし、息子とも全力でワンパクな遊びをしたいぞ。
そんな気持ちが駆け巡った時期。
渋々、最寄りの整形外科に行くことにした。
診断結果は、4番、5番の腰椎椎間板ヘルニア。
そして、予想通り牽引と電気治療を実施。
案の定、症状は改善されず。
ただ、臀部のストレッチを教えてもらい毎日実行していたら、症状は軽くなっているように感じた。
先生に筋トレは腰に負担が掛からないものであれば、継続した方が良いと言われ、トレーニングは継続。
ブラジルの海外出張
<2019年6月>
ヘルニア爆発へのカウントダウンが始まった。
かなりの不安を抱えながら、ブラジルへの海外出張を命じられる。
出張期間中、毎日飛行機に乗るような地獄の出張へ。
今、思えばこれがいけなかった。
この出張に行ってなかったら…とはよく思う。
会社の配慮でビジネスクラスにしてもらえたものの、2週間の中期出張。
南米内を、国内線で毎日移動した。
南米の国内線のビジネスなど、エコノミークラス同然で、狭い機内、同じ状態で3〜4時間缶詰状態になることも。
日々悪化していった。
日本に帰国する頃には明らかに臀部の痛みが増しており、歩行にも違和感を感じ始めていた。
椅子にずっと座っていることが出来ず、脚も痺れ気味。
以前は効果のあった臀部のストレッチをやっても症状は良くならない。
ここら辺から
「あと、1ヶ月様子を見て状態が改善されなければ手術しよう、早くこの生活にケリを付けて、健康的な質の高い生活を取り戻そう」
と決意した。
その後1ヶ月だ願いが叶ったのか、症状は劇的に改善したように思えた。
何をした訳でもないが、変わらずストレッチや出来る限りの筋トレは継続した。
「よし、手術は免れた、これで半年以上に及ぶヘルニアとの共同生活もおさらばだ」と喜んでいた。
ただ、何か症状の質が変わったようにも思えた。
以前は腰にも痛みがあったが、これがなくなり左脚の感覚がたまに抜け落ちるような感覚を覚えた。
また終始左脚をくすぐられているような感覚もあった。
これが時限装置の最終段階とも知らずに…
この後、歩けないほどの痛みを伴うヘルニアが発症。
ヘルニアの症状と対策の記事はこちら↓
≫腰ヘルニアの症状と楽になった方法〜痛みと戦った1ヶ月の体験談〜
腰痛持ちには寝具は最重要
これは後々気が付いたこと。
腰痛に悩んでいる人にとって、寝具は最重要!
今までは適当なふとんだったり、ベットに寝ていた。
ヘルニア爆発後、手術をして、マットレスに変えた。
そしたら腰の調子が良くなった。
ほんとに全然違う。
旅行とかで普段使っていないふとんなどで寝ると、翌日腰がばきばきになる。
ヘルニアがここまで悪化する前に、今使っているマットレスに変えておけば手術をせずに済んだかもしれない…
まぁ、後悔しても仕方なし。
自分に合うマットレスに出会えたことに感謝しよう。
マットレスに関する記事はこちら↓
≫腰痛に良いマットレス【2選】ヘルニア手術経験者がおすすめします
まとめ
以上、手術に至るまでヘルニアが悪化した主な原因は…
- 筋トレでギックリ腰
- 約25 ㎏ の荷物を500 m 運ぶ
- ブラジル出張時の長時間フライト
- 合わない寝具
日常的に、このような腰に負担のかかる機会がある方は、日々のストレッチが重要です(^^)
ヘルニア体験記のまとめ記事はこちら↓
≫歩けなくなるまで悪化した腰椎椎間板ヘルニア体験記【まとめ記事】
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各症状によって対処法は異なります。
専門家と相談して、適切な処置を受けましょう。
本記事は、あくまでも参考程度でお願い致します。
それでは、この辺で。
まったねー♪
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