キウイフルーツが最近安くなっている気がする…
これってTPPの影響だったらおもしろいなっ(≧▽≦)
ということで、キウイフルーツについてTPPがどのくらい影響しているのか、調べてみました。
以下、本記事の内容を先にお伝えしちゃいますと
<結論>
TPPの影響で、キウイフルーツの輸入量が増加
<理由>
TPPの影響で、スーパーで多少値段がさがっている
↓
消費者の購入頻度が増えたと推測
↓
TPP参加のニュージーランドだけ、輸入量が大きく増えていた!
↓
TPPの影響と考えました★
ちゃんちゃん。
それでは、具体的な数字で診ていきましょう。
キウイフルーツについて
ビタミンたっぷり。
身体にうれしいキウイフルーツ。
(出所:ゼスプリインターナショナルHPより)
キウイたちも、栄養の王様だね!と言っています。
私は特に、甘さの強いゴールドキウイが好きですヽ(^o^)丿
(出所:ゼスプリインターナショナルHPより)
そうそう、ゴールドはトロピカルな甘さなのです。
ちょっと余談ですが、さらに甘いレッドキウイというものもあるのですよー。
あまり日本では流通してませんが。
オーストラリアに旅行に行った時、現地スーパーで発見★
美味しくて、たらふく食べました。
話を戻しまして。
ゴールドキウイをよく買うのですが、2019年4月ごろから、少しだけ安くなった印象です。
<ゴールドキウイ>
スーパーとかで目にする印象価格
(個人的に。あくまでも参考値)
2018年:小さい4玉で398円
↓
2019年の4月ごろ:小さい4玉で298円
1玉大きいので89円の特売も行われるようになった気がします。
少し買いやすくなったなぁ~。
これってTPPの影響??
ちょっと数字でみてみましょう(^^)v
※参考 TPPについてまとめた記事はこちら↓
TPPとは?加盟国は?いつから施行されるの?簡単に分かりやすくまとめてみました
TPP発効前の関税
キウイフルーツの関税は、
・関税:6.4%
2015年前後の少し古いデータですが、
・国内生産量:28千t
・輸入量:79千t
だいたい国産:外国産=2:8とします。
輸入がメインのフルーツです。
この輸入のうち95%がニュージーランド。
(出所:財務省貿易統計(輸入) 農林水産物輸出入情報 より筆者作成)
圧倒的ですね!
ニュージーランド産は、ゼスプリインターナショナルジャパンが独占輸入してます。
よくみますよね、このシール。
(出所:ゼスプリインターナショナルHPより)
2番目が大きくかけ離れて、輸入の2%でチリです。
ニュージーランド、チリは、TPP参加国。
むむっ、これはTPPの影響の期待大っ♪
TPP発効後の関税
キウイフルーツは
即時関税撤廃です。
TPPに参加している国なら、日本の輸入で関税が0%★
ニュージーランド、チリはうれしいはず…(≧▽≦)
日本の食卓もキウイの出現頻度が増えてうれしいはず…(≧▽≦)
外国産キウイの輸入量の変化
2019年のキウイの輸入数量を確認してみます。
(出所:財務省貿易統計(輸入) 農林水産物輸出入情報 より筆者作成)
1〜4月の累計地から、つまり4月の実績分から、2019年特有の伸びがみられます。
2019年の国別輸入金額ベスト3を、月別でみてみます。
(出所:財務省貿易統計(輸入) 農林水産物輸出入情報 より筆者作成)
4月実績から、一位にニュージランドが入ってきてます。
ニュージランドはTPPの関税撤廃されている国です。
よって、少し強引ではありますが、TPPの影響で、輸入数量が増えているとしました。
それにしても、ニュージランドの輸入数量はすごいっ∑(゚Д゚)
他の国を寄せ付けません。
因みに相場が安かったから、輸入数量が2019年は伸びたのでは?ということも考えられるので、グラム単価をみてみました。
(出所:財務省貿易統計(輸入) 農林水産物輸出入情報 より筆者作成)
kg単価は2019年の方が若干高めでした。
なので、相場の影響で、輸入数量が上がったのではないことが、分かりました。
身の回りに少しずつ、TPPの影を感じて嬉しくなりました(^^)
輸入ブドウについてもTPPの影響をみてみました↓
外国産ブドウが安い!これってTPPの影響?日常生活の変化を数字で確認してみました
それでは、この辺で。
まったねー!
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