※2019年12月22日更新
工場の生産現場、店舗運営などで、「5S徹底!」とかよく言われます。
今回はその5Sについてまとめます。
5Sとは
5Sとは、さ行で始まる(Sで始まる言葉)5つの言葉
整理・整頓・清掃・清潔・しつけ
の総称です。
よく小学校のころ、
今月の学級目標:整理・整頓!!
とか壁に掲示されていました。
懐かしいです。
小学生の頃の私は、
整理・整頓=自分の机の中の道具箱の中身を見た目が整っているように並べること
と解釈し、気が向いたら並べ直す、という感じでした。
根本的に間違いでした。
どう間違っていたのか??
5Sのそれぞれの意味を確認しましょう。
①整理
いるものと、いらないものを明確に分け、いらないものを捨てることです。
「断捨離」ってちょっと前に流行りましたよね。
3年使っていないものは捨てる。
こころがときめかないものは捨てる。
とかとか。
クローゼットを整理する→そういえば大学時代からこの服着てないなぁ。いらないから捨てよう。
ということになります。
個人的には、今は、個人でリサイクル品の売買が簡単にできる時代になったので、捨てるのではなく、使っていただける人に売ったほうが良いかなと思います。
ちょっと面倒ですが、使わなくなったものを利用されるし、売るほうもお金になるし、買うほうも安く出に入れられる。
3方良し♪すばらしい時代ですね。
脱線しました…
②整頓
いるものを居場所を決めることです。
使いやすいように、日常の動線を考え、モノの居場所を決めます。
そして、自分以外の人も使う場合は、誰が見ても分かるように、ものの場所の名前を付けるとよいですね。
これにより、効率大幅アップ!
仕事、又は生活の質が向上します。
③清掃
ものの汚れを落とし、きれいな状態にすることです。
④清潔
整理・整頓・清掃を維持することです。
1回やったら「はい!終わり~~」ではなく、継続していくこと。
⑤しつけ
決められたルールを守ることです。
1人の生活空間では重要ではないかもしれませんが、仕事現場、集団生活する場では重要になってきます。
個人の考え方は様々。
ルールが必要になります。
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5Sの事例
今回は小学生が5Sを活用して自分の道具箱をきれいにする事例で説明していきます。
整理・整頓を勘違いしていた小学生のころの私に5Sを教えました。
小学生の私は、自分の机の道具箱をのぞきます。
新しく学んだ5Sを実践してみようかな。
道具箱の中身は、意外に少なく、ハサミ、クレヨン、1カ月前に校庭で拾ったどんぐりが入っていました。
①整理
いるものと、いらないものを明確に分け、いらないものを捨てます。
ハサミ→必要(毎日、牛乳パックを切るのに使っています)
クレヨン→必要(週1回の図工で使います)
どんぐり→不要(どんぐりころころの歌を歌いながらのりで拾いました。拾って満足。もういらないかな。)
どんぐりを捨てることにしました。
ゴミ箱に入れるのはかわいそうなので、校庭のどんぐりの木の下に戻しておきました。
②整頓
いるものを居場所を決めます。
今回はハサミとクレヨンです。
毎日使うハサミは手前、週1回使うクレヨンは奥にしまいました。
場所が固定されるように仕切り板をたて、ハサミ、クレヨンの場所シールを張りました。
③清掃
ものの汚れを落とし、きれいな状態にします。
ハサミに牛乳の跡がついていました。
まずい!臭くなってしまう~。
慌てて、牛乳の跡を拭き、きれいな状態にしました。
④清潔
整理・整頓・清掃を維持します。
ハサミ、クレヨンの定位置、汚れのない状態をキープします。
⑤しつけ
決められたルールを守ります。
牛乳パックを切ったあとのハサミは、必ず切った後、拭くというルールを決め守りました。
まとめ
5Sをまとめると、こうなります。
小学校の頃の私は、
整理・整頓=自分の机の中の道具箱の中身を見た目が整っているように並べること
と間違って解釈していたので、
整理→してない
整頓→してない
つまり何にもせず、自分の自己満足で気分転換に並び替えていたのでした。
5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)は、仕事をするうえでも、自分の家で生活するうえでも、効率や生活の質をあげるという点で大変重要です。
小学生のうちから、身につけていくことは有意義ですね。
大人になってから気が付けてよかったです。
うん、良かった。
5S活動、仕事や日常生活で常に意識していきたいと思います。
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