西松屋で買い物したことありますか?
子供用品を販売するお店です。
四葉のクローバーを持ったうさぎさんが目印。
妊娠中、または赤ちゃん~小学生までの子供やお孫さんがいれば、身近な方も多いのではないでしょうか。
私自身、子供服&子供用品と、とてもお世話になっている企業です。
今回はそんな西松屋について診ていきましょー(^^♪
西松屋ってどんな会社?
<西松屋>
- ハイクオリティでお手頃価格な子供用品を販売する会社
- 敢えて広くガラガラな店内。郊外立地の商圏
西松屋の特徴はなんといってもオリジナル商品です。
マタニティー、ベビー、子供用品が、有名なメーカーのものと同じような機能。
しかし価格が半額以下。
ハイクオリティでお手頃価格な商品で、お店が敷き詰められております。
そして、商圏戦略も独特です。
敢えて郊外立地に出店。
広くて停めやすい駐車場、ベビーカーでもらくらく回れる広い通路の店内。
お客さんはまばらでガラガラな印象。
お客さんの数や、売上げが一定規模になったら、近くにもう1店舗出店し、お客さんを分散させる戦略です。
それにより、買い手にとっては買いやすい。
売り手にとっては店舗運営がしやすいお店になっております。
西松屋の収入源は?
西松屋の売上はどんな事業で成り立っているか??
1位:国内店舗での販売
以上!
9割以上、ほぼこれです。
今後、インターネット販売や、海外事業の売上の柱が立ってくるかもしれません。
売上の推移、店舗数の推移は順調に上昇中!
店舗数を維持させているというだけでも、とても大変なこと。
人口減少、少子高齢化で、なにもしていないと店舗数は減っていきます。
なのに、増加し続けている!好調な企業です。
西松屋の強み
西松屋の強み:
ハイクオリティでお手頃価格な商品力
オリジナル商品が他にない強みです。
そこには徹底したコスト削減によって、お手頃価格を実現しています。
ハイクオリティでお手頃価格な商品
西松屋にはプライベートブランド(PB)が2つあります。
<西松屋ブランド>
- 衣料品「ELFINDOLL」
- 育児用品「SmartAngel」
は~い、我が家にも沢山あります(*´▽`*)
これらの商品は、熟練の技術者を中途採用し開発されています。
高品質を維持しながら、価格はお手頃に。
西松屋でしか実現できないオリジナル商品たちです。
西松屋のオリジナル商品に関する記事はこちら↓
≫西松屋のふんわりマットを買ってみた★背中スイッチが入らないと噂のトッポンチーノの代わりに使える!?
徹底したコスト削減
高い品質を保ちつつ、価格を下げるには徹底したコスト削減が必要です。
<西松屋のコスト削減>
- 在庫管理による値下げロス額の減少
- 店舗オペレーションの単純化
- 複数店管理する店長制度
商品の材料原価を下げることはもちろんですが、効率的な販管費や店舗オペレーションを徹底しコスト削減しております。
西松屋を取り巻く環境
西松屋を取り巻く環境で絶対に無視できないのは「少子化」でしょう。
現在の商品は、日本のマタニティ、乳幼児、小学生に対してのものです。
そもそものターゲット層の人口が2050年までにますます減っていきます。
出生数は、2016年に初めて100万人を割り込みました。
今後も減少する見通しです。
国の調査によると、
2017年⇒2050年:出生率30%減
もう一度…
2017年⇒2050年:出生率30%減
産まれてくるこどもの数が、30%減ですよΣ(・ω・ノ)ノ!
え~~~!
これは本当に大きな問題で、いろんな企業が対策が必要になってきます。
が、一番最初に悩まされるのは、子供向け事業をしている西松屋などの企業ではないでしょうか。
少子化で、子供一人にかける金額は上がるという可能性はありますが、衣服、おもちゃなどで減少する30%もまかなえません。
何かしら対策は必須になってきます。
そしてもちろん西松屋も「そんなこと知っているよ~ん」
今から少子化に向けて、いろんな挑戦をしております。
西松屋の新しい挑戦
<西松屋の直近の挑戦>
- アプリでポイント制度開始
- ネット販売本格スタート
- 品揃えを小学校高学年までに拡大
- 海外への挑戦
ボリュームが大きくなってしまいますので、それぞれの取り組みについては別記事でまとめようと考えております。
西松屋の今後のポイント
以上を踏まえまして。
個人的に考えた今後のポイントは以下です。
- 少子化の中で人口密集する都市部のシェア拡大の成功事例をつくれるか
⇒インターネット販売の拡大がカギ? - これから挑戦する海外での事業展開が成功するか
今後、売上拡大を目指す中で、郊外立地店舗ばかりでは限界があります。
まだまだ出店が少ない、子育て世代が多い人口密集地の売上シェアをとっていく必要があります。
ただ、駅前立地などは西松屋の今までの商圏の考え方では家賃がまかなえず赤字になります。
買いやすく、運営しやすいガラガラの店舗。
これを実現するにはインターネット販売、もしくはネット注文⇒店舗受け取りなどの客数が増えることがポイントになるかと考えております。
また、日本にとどまらず海外の進出も売上拡大を充分に望める要素です。
ハイクオリティーで買いやすい。
そんな子供用品を求めている国は、これから人口が激増するエリアで重宝されるでしょう。
現在の西松屋の新しい挑戦をどこまで2050年の未来に繋げられるか。
楽しみに診ていきたいと思います。(≧▽≦)
西松屋のオリジナル商品に関する記事はこちら↓
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それでは、この辺で。
まったねー!
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