ソースネクスト~スピード感ある営業力と開発力で、次の常識をつくりだすソフトウェアの会社~

ソースネクスト~スピード感ある営業力と開発力で、次の常識をつくりだすソフトウェアの会社~

※2018年11月1日更新

 

企業規模が年売上100億円以下で、儲けをしっかり出しているキラッと光る企業第7弾です。

7社目は「ソースネクスト」

高い収益性の要因を探っていきます。

 

ソースネクストってどんな会社?

会社名: ソースネクスト株式会社
売上高: 9,340 百万円
営業利益額: 1,573 百万円
経常利益額: 1,593 百万円
純利益額: 1,070 百万円
従業員数: 109 人
従業員平均年齢: 36.1 才
従業員平均給与額: 742 万円
払込資本金額: 3,382 百万円
発行済株式数: 31,732,000 株 (28年度実績)

28年度の売上は約93億円、税引後当期純利益が約10億!

収益性が高い会社です。

 

事業内容は、ソフトウェアの企画、開発、販売。

筆まめ、宛名職人などが代表的な製品です。

年賀状をパソコンでつくったことがある方はよく耳にするソフトだと思います。

製品は、これらのはがきソフトの他に、セキュリティソフト、PDFソフト、また、KDDIのauスマートパスで利用できるアプリなどがあります。

これらの製品を、自社のオンラインサイトや家電量販店で販売したり、KDDIに販売したりしております。

 

ソースネクストの社名は

次の常識をつくる

という意味が由来のようです。

とてもワクワクするエキサイティングな社名ですね!

 

そうなのです。

エキサイティングなのです。

ソースネクストが目指しているのは世界一エキサイティングな企業になること。

ソースネクストのエキサイティングの定義は、正しいこと、喜ばれること、面白いこと。

エキサイティングなことをどんどんしかけている企業です。

 

ここまで有名な製品が数多くあるのに、社員数は100人ちょっと。

超少数精鋭でエキサイティングなことを沢山生み出しております。

アイデアを創出する仕組みが全社的にあり、毎日新しいアイデアはてんこ盛りです。

 

強みは、スピード感ある営業力、マーケティング力、アイデア豊富な製品開発力。

スピード感から、社員も次々と新しい知識が必要です。

次々と新しいことを身に着け、自らを成長させられる仕事により、

「日本における働きがいのある会社」ランキング 第10位!

「働きがいのある会社」女性ランキング 第2位!!

Great Place to Work®Institute Japanが発表した2018年「日本における働きがいのある会社」ランキング(「従業員100人~999人」部門)

表彰を受けております。

 

以上をまとめまして、ソースネクストを人に例えるとこんな感じになります。

 

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高い収益性を出せる仕組み

では、高い収益性はどのように実現しているのでしょうか。

ソースネクストはソフトウェアの会社です。

製品原価がかからないため、基本的には、大きなコストは人件費です。

製品が沢山売れると、利益率が大きく跳ね上がるのです。

 

そうです!沢山売っているのです。

その沢山売れている要因は大きく2つと考えました。

①スピード感ある営業力、マーケティング力
②アイデア豊富な製品開発力

 

①スピード感ある営業力、マーケティング力

少し前まではパソコンソフトといったら5万円とかする高価なものが大半でした。

最近は1,980円で、コンビニで買うことができるようになりました。

これを最初に実施したのは、ソースネクストです。

 

そのようにパソコンソフトを販売していこうか?

沢山売りたい!

パソコンソフトを、コモディティ化する営業・マーケティング戦略を試みました。

パソコンソフトを気軽にコンビニで購入できるという常識を創り出したのです。

そのために、以前は必要以上に大きな箱に入っていたパソコンソフトを、パッケージを小さくして、量販店で並べやすくしました。

また、箱の面積が少なくなったので、製品の説明部分が減少してしまいました。

そこで、パッケージを見開きにすることで、商品説明の量は維持し、顧客にも製品情報を沢山伝えられ、高級感は残す素材に変更しました。

 

また、どんどん新製品が発売されるのも、ソースネクストの強みです。

これは自社開発製品のほかに、海外の魅力的なソフトをパッケージ化しているところにあります。

スピード感もとても大切にしているのです。

 

②アイデア豊富な製品開発力

ソースネクストには、全社員からアイデアを集める仕組みがあります。

全社員がマーケティングイノベーターです。

そこから自社開発の優れた新製品が次々生まれるのです。

その仕組みは、日報にあります。

日報に新しいアイデアを毎日社員が書き、それを社長がチェックしているのです。

良いアイデアにはコメント&表彰。

直接、組織のトップに評価されるのは、やる気がもりもり沸き上がりますね。

 

 

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ソースネクストを取り巻く環境

最近の動きとしては、パソコンからスマホなどのモバイル端末に主役が交代している流れがあります。

インターネットに接続する端末の利用率の推移をみると、パソコンが横ばい傾向、スマートフォンが増加傾向。

2016年には、パソコンが59%、スマートフォンが58%です。

(出典元)総務省 情報通信白書 通信利用動向調査

 

年代別にみると、40代以下の世代は、スマートフォンの利用率が高いことがわかります。

年代別インターネット利用機器の状況

(出典元)総務省 情報通信白書 通信利用動向調査

 

パソコンからスマートフォンへの移行は、利用時間をみると更に分かりやすくなっております。

場所別でみると、職場でのパソコン利用時間は増加傾向。

自宅での利用は、パソコンが減少傾向、モバイルが増加傾向。

全体的に自宅ではより手軽にインターネットにアクセスできるスマートフォンが活用されている傾向があると考えられます。

場所別パソコンのネット利用時間とモバイルのネット利用時間の推移

(出典元)総務省 情報通信白書 総務省情報通信政策研究所「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」

仕事はパソコン、プライベートはモバイル。

つまり顧客ニーズとしては、法人向けのパソコンソフト、プライベート用のモバイルアプリとなりそうです。

 

 

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ソースネクストの最近の取り組み

通訳機「POCKETALK(R)(ポケトーク)」がライフスタイルストア「PLAZA」の接客ツールとして採用され、2018年8月6日より利用開始になりました。

「PLAZA」はオシャレでPOPな世界中からセレクトした小物、人気のある化粧品を販売している雑貨店です。

店舗によっては外国人観光客が沢山訪れます。

そんな外国人観光客が多い店舗での展開になります。

訪日外国人の旅行消費金額は3兆7476億円。

(出所:観光庁 訪日外国人の消費動向)

これはとても大きな市場になる予感…

通訳機ポケトークは、約60か国の言葉を翻訳できます。

店舗の売上拡大、接客の向上に活躍しそうです。

 

世界一エキサイティングな企業はアピール方法もエキサイティング!

さんまさんがこんなところに!?

おしゃべり大好きですもんね…

74カ国語で翻訳してくれるので懸念事項は2つ。

①さんまさんのギャグを74カ国語でしっかり翻訳できるか

②さんまさんが通訳器を使ってワンテンポ遅くなる会話に満足できるか

実験が必要です…笑

 

今後の注目ポイント

顧客ニーズは、法人向けのパソコンソフト、プライベート用のモバイルアプリ。

ここにソースネクストのエキサイティングな製品がどのように応えてくれるかが注目ポイントです。

次はどんな常識を創り出してくれるのでしょうか!?

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