空気清浄機のcado(カドー)~空気をデザインする会社~

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企業分析
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突然ですが、問題です。
これは何でしょう?
ゴミ箱?電柱??
土管???
いえいえ。違います。
家電メーカーのcadoがつくった空気清浄機です。
では、これはなんでしょう?
花瓶?水槽??
土管???
いえいえ。違います。
cadoがつくった加湿器です。
シンプルでスタイリッシュ。
おしゃれです。
今回は、このおしゃれな製品を世に送り出している企業「cado(カドー)」について。
社員さんインタビュー取材や、実際に製品を使った感想など交えて診ていきます。
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会社概要

会社名: 株式会社cado
事業内容: 空気清浄機・加湿器等の製造、販売
資本金・準備金: 6億円
設立: 2011年6月
(2019年1月時点)
創業して、10年たたない新しい企業です。
なので、大手の家電メーカーと資本規模では差があります。
例えば…
パナソニック 資本金: 2,587億円 (2018年3月時点)
しかし、cado製品は、空気清浄機満足度ランキングなどで、上位にランクイン。
cado製品が人気の理由は?
どうやって、こんなおしゃれで高性能な製品が出来上がるのか?
知りたい!
ということで、今回は東京都にあるcadoさん本社を訪れてきました。
いってきます。
「こんにちは~」
(おそるおそる…)
カタカタ…
雰囲気がモードです。
黒い服が似合いそう…
オシャレなオフィス…
話かけにくい…
「こ、こんにちは??」
ニコ!いらっしゃい★
cadoマーケティング部の部長さん、金崎泰真さんです。
緊張しながらお話を伺い始めると、cado愛に溢れた気さくな方でした!

cadoってどんな会社

「こちらのオフィス、おしゃれな空間ですね!
ここは9階?
看板はアエテ株式会社とありましたが?」
「そうなのです。
ここはアエテのオフィスです。
cadoにはグループ会社が3つあります。」
・アエテ株式会社…cadoのデザインを担当
・株式会社cadoクオーラ…ヘアドライヤーなどの美容家電を担当
・cado International Hong Kong Ltd.…海外の拠点
「僕はcadoとアエテ、両方に机があるんですよ。」
グループ会社といっても、密なつながり。
機能を追求するcado。
デザインを追求するアエテ。
新しい美容家電のcadoクオーラ。
会社は違うけど、部署のような感覚でした。
「cadoって一言でいうとどんな会社ですか?」
「cadoは 空気をデザインする 会社です。
この一言に尽きます。
自分も心底思います。
美しい “空気” と 心地良い “空気感” を創出するブランドでありたいなと。」
「ふむふむ。
空気をデザインするってきれいな言葉です(≧∇≦)
そもそも、実態のない空気をデザインするって難しい。
でも、部屋に入った時とか、
『あっ、なんかここ好きだなー』ってありますよね。」
「まさにまさに!
cadoの家電で、空気感を提案したいのです。
単品の家電です、ジャジャーン。以上っ!
ではなく、家電を含めた全体の空気感で、ユーザーに価値提案したい。」
「こちらのオフィスに入った時とか、あ、なんかいいな♪と思いました。
まさにこの感覚ですね!?」
「ありがとうございます 笑
例えば、新しいソファーを買うとします。
これにしよう!って決めた時、必ず頭にあるのが、自分の家との親和性ですよね。
自分が心地よいと思う空間を家に作りたい。
これなら心地よい空間が作れそうだなと。
ソファーと、自分の思い描く理想の家とのミートポイントがあるのです。
同じようにユーザーのミートポイントにcadoがいたい。
個体という単一的な捉え方よりかは空間を常に意識します。」

cadoの強み

「ここだけは他に負けないぞ!という強みを教えてください。」
「 デザイン と 機能性 です。」
デザインと機能性は、とことん妥協なく追求します。」
「例えばデザイン。
国際的に最も権威のあるデザイン賞のひとつ、ドイツのiFデザインアワード 2019を、空気清浄機で受賞しました。」
「なんと!」
「3年連続で授賞を頂いています。
今度、2019年の授賞式があるんですよ。」
オフィスで表彰状などを発見(*^^)v
「例えば機能性。
最上位機種の空気清浄機の清浄能力は世界一です。
具体的には、 AHAM(米国家電製品協会)による空気清浄能力の世界基準である CADR(クリーンエア供給率)を、タバコ の煙・花粉・ほこりの全項目で、日本メーカーで初めて世界最高値を獲得しました。」
「うぎゃ〜、すごいですね。」

空気清浄機LEAF 320i

今回、iFデザインアワード 2019を受賞したLEAF 320i(リーフサンニーマルアイ)についても聞いてみました。
「LEAF 320iはどうゆう経緯で誕生したのですか?」
「大人気の前身モデルを進化させて、定番化させたいという経緯がありました。
前身モデルは、22畳の広さに対応したAP-C200です。
空気清浄機のなかでは、cadoの1番人気の製品でした。
そのAP-C200を進化させる。
進化させて定番にしていくということで作られました。」
進化ポイント
<前のモデルに比べてパワーアップ>
 適応床面積:22畳(前モデル)→26畳(リーフ320i)
 大きさは変わらない。
 ふちを薄くして、蜂の巣の面積が広くできたことで実現。
 
<アプリ>
 ・アプリで、遠隔からも空気清浄機の操作可能。
 ・PM2.5、温度、湿度の確認ができる
 ・フィルターの寿命確認可能
「LEAF 320iは、空気清浄力ですごいパワーがあります。
しかしサイズはA4に収まるぐらいの床面積。
部屋の中心においても、圧迫感なく、馴染むことで人気です。
cadoのデザインに共通しているのですが、インダストリアルな質感。
円筒に継ぎ目がないんですよ。」
「本当だ!
くるって1枚になっていますね。
作るのが難しそう…」
「作るのは大変でした 笑
シンプルだからそこの難しさです。
いろんなものがくっついているよりも、削ぎ落とすのが1番難しい。
cadoデザインの特徴にもなっています。」
「シンプルだからこそ難しい。
だからこそデザイン賞を受賞できるくらい、世界から認められているのですね!」
「こうゆうシンプルなものを、定番にしたい。
自分たちらしく表現できているものを大切にしていきたい。
今後も定番を進化させながら、新しい取り組みも実施していきます。」

今後のcadoが提供していくもの

「今後、cadoユーザーに提供していきたいことは何ですか?」
「cado製品を使って頂いた方には、僕らのプロダクトを取り入れて、豊かな生活を送ってほしい。
cado製品を通して、生活の質の変化を体感できる、そんな価値体験を提供したい。
これらを大切にしながら、いろんなことにチャレンジしていきます。」
今回はcadoの金崎さんにご協力頂きました。
実際に訪れた事務所の空気感、とても気に入りました。
金崎さんから出てくる言葉は、まるでカドーのデザインのよう。
シンプルですが、キャッチーでおしゃれです。
ステキなキーワードを沢山頂き、ありがとうございました!(^^)!
以上、cadoを人であらわすとこんなイメージです。
We design for atmosphere.
空気をデザインする
cado は 美しい “空気” と、心地良い “空気感” を創出するブランド。

LEAF 320iを使ってみました

LEAF320iを、別の取り組みで手に入れました。
実際に使ってみましたので消費者としての感想をコメントします。
じゃ~ん!
部屋にあると、やっぱりかっこいいです。
2才の息子も喜んでスイッチを押します。
「かぜっ!」
「あお~~!」
とってもお気に入りの様子。
スマホでも操作可能です。
掃除機をかけた時、バタバタと追いかけっこをした時に、横で光っている青色→緑色になり、「ぐわ~~」っと何やら稼働し始めます。
寝室などのこもった部屋に置いたとき、臭いがなくなりました。
この空気清浄機のある部屋に、散らかったおもちゃはミスマッチ。
「片付けないとっ」
部屋が整い、生活の質がUPしました。
こちらはcadoの一輪挿し。
もともとcadoの由来は花の華道のようです。
「この一輪挿しが合うように、机の上は常にきれいにしようっ」
またまた生活の質がUPしました。
今後のcadoの取り組み、注目です。
ではでは。
またね~!

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