世界トップレベルの製品をつくるアバールデータ~日本の精密機械製造業を支える縁の下の力持ち~

世界トップレベルの製品をつくるアバールデータ~日本の精密機械製造業を支える縁の下の力持ち~

※2019年3月15日更新

  

今回の注目企業は「アバールデータ」です。

電気機器を製造している会社です。

診ていきます。

 

アバールデータってどんな会社?

会社名: 株式会社アバールデータ
売上高: 7,579 百万円
営業利益額: 1,309 百万円
経常利益額: 1,336 百万円
純利益額: 657 百万円
従業員数: 178 人
従業員平均年齢: 42.9 才
従業員平均給与額: 678 万円
払込資本金額: 4,920 百万円
発行済株式数: 7,417,842 株
(平成30 年3月期決算時)

 

電子機器を製造している会社…

どんな電子機器か?

スマホ、自動車、TV、ソーラーパネル等の沢山の種類の精密機器は必ず製品化される工場がありますね。

その工場の製造マシーンや検査マシーンに、無くてはならない高性能な心臓部の部品をつくっていのがアバールデータなのです。

(出所:平成30年アバールデータ決算書説明資料)

 

具体的にはこのような製品です。

(出所:平成30年アバールデータ決算書説明資料)

半導体製造装置、半導体検査装置、液晶検査装置、産業用ロボット、X線検査装置、電子顕微鏡などです。

  

しかもこの製品の性能は世界トップレベル!

一番の売り「超高速」のスピード。

半導体検査装置では、1億レコードを1.2秒で全検索ができるのです。

あまり比較にはならないですが…

私が目検で一瞬たりとも休まず、1億レコードをチェックしたら、1レコード1秒できるとして、3.2年かかります。

しかも間違えます。

1億レコードとは、そのくらい膨大なイメージ。

それが1.2秒で全検索できるとは!

さすが世界トップレベルです。

 

そんなアバールデータが大切にしているのがA’VALue(エー・バリュー)。

エーバリューとは、

Available:「有用性」社名AVALの意味、

u user oriented):「顧客を第一に考える」

e(e-solution):「エレクトロニクス」に代表される自社の技術

AVAL+ u(user oriented)+e(e-solution)=A’VALue

また、プラスして

・お客様に提供する「価値(Value)」を常に自分たちに問う。

・「A’」には、さらにさらに、技術の「先進性(Advance)」、その品質の「保証(Assure)」、サービスや対応の「早さ(Agile)」も含む。

(出所:アルバートデータHP)

いつでもお客様に必要な価値を追及し提供する決意を表しています。

 

アバールデータは、60周年を迎えました。

日本のエレクトロニクス業界の創成期に設立し、高い製品力でこの激動の時代を生き残ってこれたのは、エーバリューの考え方が根本にあったからかもしれません。

 

 

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アバールデータが伸びているポイント

アバールデータには自社製品と受託製品があります。

この自社製品と受託製品が相乗効果により世界トップレベルの製品を作り上げていることが、アバールデータが伸びているポイントになります。

 

もう少し具体的に診ていきます。

自社製品:新技術をふんだんに盛り込む

受託製品:顧客の切実な要望に応える

受託製品は、自社製品の新技術を応用することで、新しい一手を提案。

自社製品は、受託製品の製造の際に、必死に聞き込んだ、真のお客様の声を、自社製品に応用することができる。

自社製品の新技術と、受託製品の顧客のニーズの把握で、掛け合わさってできるのが本当に必要とされている高性能な製品。

これが世界トップレベルの製品を次々と生み出している仕組みです。

 

以上をまとめまして、アバールデータを人に例えるとこんな感じになります。

 

今後の注目ポイント

エンドユーザーのニーズが多様化する時代。

それによって製品をつくっているメーカーのニーズも多様化してきます。

そんなメーカーの製造のキーとなることができるアバールデータは、各需要にどのように応えていくか?

そしてそれを自社製品に活かして、次の世界トップレベル製品はどんなものが創られるのかがたのしみポイントです。

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