ディズニーランドを運営するオリエンタルランドってどんな会社?コロナ禍でも経営は大丈夫?

ディズニーランドを運営するオリエンタルランドってどんな会社?コロナ禍でも経営は大丈夫?

ディズニーランド&ディズニーシー。

完成度が高すぎるテーマパークで、何度も訪れたことがある方も多いはず…

私もかれこれ、数えてみると…

えっ!?10回くらい言ってます( ゚д゚)

今回は、そんなディズニーランドを運営する企業「オリエンタルランド」について。

2020年、コロナ禍で123日間も休業、その後も短縮営業、入場者数の制限。

無くなっちゃう困るので、経営は大丈夫なのか、、ドキドキしておりました。

今回はオリエンタルランドについて診ていきます。

 

オリエンタルランドってどんな会社?

ディズニーリゾートを運営している会社。

ディズニーリゾートとは、主に以下3つの集合体です。

  • ディズニーランド&ディズニーシーの2つのテーマパーク
  • テーマパーク周辺のホテルやお店
  • リゾートライン(モノレール)

つまり、ここです↓

(出所:オリエンタルランド公式HP)

 

この夢の国、ディズニーリゾートを運営しながら、

「夢・感動・喜び・やすらぎ」を提供することを大切にしている企業です。

 

オリエンタルランドの収入源は?

1位:テーマパーク事業(83%!)

2位:ホテル事業

オリエンタルランドの事業は、舞浜のみ。

舞浜にあるディズニーリゾートの運営だけなので、とてもシンプルです。

 

テーマパーク(ディズニーランド&シー)による売上で、会社全体の83%も占めております。

 

以下が通常時の事業別売上です。

※コロナの影響がは少し出始めている2020年3月〆決算。

(出所:数字は決算書より。筆者作成)

事業は、テーマパーク、その周辺ホテル、そしてその他(モノレールなど)。

コロナ禍の影響を大きく受けそうです。

 

1年後、コロナの影響を真正面に受けた2021年3月期決算。

売上と営業利益はこちら。

(出所:数字は決算書より。筆者作成)

 

えっ、大丈夫??(@_@)

コロナ禍で

売上は約35%に激減。

営業利益はマイナス459億円。

123日間、ディズニーランドとシーが休園してました。

さらに、再開しても時短営業&入場者数制限。

今までにない危機であり、売上や利益の落ち込みは納得です。

 

こんなに売上が落ち、営業利益がマイナスになっており、、

ディズニーランドが潰れてしまうのではないか!?(・_・;

と心配されている方も多いのではないでしょうか。

 

でも、結論は大丈夫です!

見せましょう。

オリエンタルランドの底力。

 

会社が潰れてしまう時、お金の支払いが困難になるのが原因となることが多々あります。

オリエンタルランド決算書を診てみましょう。

2021年3月〆で、

・すぐに支払うべき金額…1,213億円

・払える手持ち現金…約2,000億円

→支払いに困る~(T . T)ということは、直近では無さそう。

 

むしろ、2021年3月〆で、

・投資した金額…約1,083億円!

大変な時こそ、タイミングがきたら飛躍できる準備をタンタンと行っております。

すごい(๑˃̵ᴗ˂̵)

コロナ禍でパワーアップ

オリエンタルランドは、コロナ禍で心配などころか、パワーアップ(´▽`)

来園者の入場者数を制限している中でも、なんとかパークを回せる術を実践しております。

それは、パークの省エネ運営による経費削減、チケット代変動制導入による客単価アップです。

 

<パークの省エネ運営>

  • パークそのものの営業時間の短縮(通常9:00~21:00、時短営業10:00~19:00)
  • 店舗・アトラクションの更なる時短(アトラクションによっては10:00~17:00など)
  • ショーの中止

<チケット代変動制導入>

  • 基本料金を値上げ
  • ピーク時、さらに値上げ。でも行きます

 

これにより…

売上(来店顧客)が少ない中でも

経費を抑え利益を出すノウハウ取得

最強のテーマパーク、ディズニーランドが新たな武器を手に入れました。

 

ここで、ディズニーランド&シーに訪れるゲスト1人当たりの売上内訳を診てみましょう。

(出所:数字は決算書より。筆者作成)

 

・コロナ禍で1人当たりの売上はアップ!

チケットの値上げはしたので、チケット分の単価が上がるのは分かりやすいです。

しかし、パーク内での、商品販売単価、飲食単価もあがっております。

パーク自体の時短営業してるのに。

パーク内の飲食店や、お土産屋さんは、さらに時短営業なのに。

 

何故か?( ..)φ

2020年9月、東京ディズニーランド(TDL)に、新エリアがオープンしました。

アトラクション「美女と野獣の魔法のものがたり」と「ベイマックスのハッピーライド」などのアトラクション3カ所、飲食店3カ所、ショップ2カ所です。

「美女と野獣の魔法のものがたり」

「ベイマックスのハッピーライド」

この新エリアにより、関連グッズを買ったり、飲食したりと客単価の押し上げでいるのではないかと推測しております。

(投資って大事!)

 

ここで、入場制限が緩和して、営業時間が通常に戻ればどうでしょうか。

売上=客数×客単価

ゲスト一人当たりの客単価がアップし、客数も増えて…

2022年3月期、2023年3月期の決算が楽しみですね(^^)

 

オリエンタルランド今後のポイント

オリエンタルランドは、コロナ禍を工夫して乗り越えました。

外的要因から今までにない売上減を強いられましたが、逆に骨太な経費を抑えるノウハウ取得と、客単価アップに成功。

さらに強くなって帰ってきました。

 

〈今後のポイント〉

  • 成長しかない
  • 投資した新設備の反響(今後、さらに新しい施設がオープンします)
  • 縮小したサービスの拡大方法

 

縮小したサービスの拡大方法は見ものです。

おそらく、単純に元のサービスに戻すのではなく、新しい体験価値をつける形で、既存のサービス変えていくと思われます。

楽しみです。

混んできてそうなので、また空いてる時を見計らって、新しサービスを体感しにいこうかな(^^)

 

それではこの辺で。

まったねー!

 

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