~実はとっても奥深い~ 食育について考える

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※2018年9月5日更新

今回は「食育(しょくいく)」についてまとめてみます。

「食育」という言葉を、皆さんも時々耳にすることがあると思います。

子供が通っている保育園でも、月に1回、食育の日があります。

どんなことをやっているのかというと…

7月のテーマはトウモロコシ

子供たちみんなでトウモロコシの皮をむきむき。

そしてそれを、みんなでおやつにもぐもぐ。

素材のまんまの野菜に触れ、それをみんなで料理し(小さい子だから下準備ですが)、みんなでおいしいねって言いながら楽しく食事をする、これを食育として、毎月実施してくれています。

おまけですが、8月のテーマはスイカ♪

みんなでスイカ割をして食べるみたいです。

0~2才の子がスイカ割をえいえいっとしている姿、想像するとかわいい!

みんなで楽しく食べるのでしょう。

前置きが長くなりました…

ではそもそも食育って?

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食育の定義

それでは食育の定義を確認しましょう。

食育とは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることである。

「育てる」という字の通り、人を育てることのようです。

どのような人を育てるかというと、

「食」についての知識豊富で、その知識をもとに「今日は何を食べようか~」を選ぶとこができる人。

そしてその結果、健康な身体を作り上げ、食べ物をおいし~と感じながら食事を楽しむことができる人。

そんな人を育てるのが食育の定義になります。

まだ続きます。

食育は、2005年に成立した食育基本法においては、生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきもの、と位置づけられている。

食育基本法という法律があり、そこにはしっかり位置づけが記されているようです。

その位置づけとは、生きるための基本的な知識!

全ての人にとってとても重要な位置づけです。

知識、道徳、体育の教育の基礎となるべきもの。

つまり、頭、心、身体の基礎となるもの。

まさに生きるための基本です。

まとめます。

食育とは…

「食」についての知識豊富で、その知識をもとに「今日は何を食べようか~」を選ぶとこができる人。

そしてその結果、健康な身体を作り上げ、食べ物をおいし~と感じながら食事を楽しむことができる人。

このような人たちを育てることを食育といいます。

そしてその食育は、生きるためにこの上なく重要。

生きるため(頭、心、身体)の基礎となるもの。

…改めて食育の重要性に気が付かされました。

食育の具体的な項目

繰り返しになりますが。

食育は「食」についての知識豊富で、その知識をもとに「今日は何を食べようか~」を選ぶとこができる人。

そしてその結果、健康な身体を作り上げ、食べ物をおいし~と感じながら食事を楽しむことができる人。

このような人たちを育てることです。

では具体的にはどのような知識をもとに食事を選ぶのか?

気になりますので深堀していきます。

食育は、具体的には、次のようなことができるようになるために知識を習得し、実践していきます。

食事を通じて
「心と身体の健康を維持できること」
「食事の重要性や楽しさを理解すること」
「食べ物を自分で選択し、食事づくりができること」
「家族や仲間と一緒に食べる楽しみを味わうこと」
「食べ物の生産過程を知り、感謝する気持ちを持つこと」
「次世代に伝えること」

想像していたより広範囲です。

「栄養バランスを考えて食べる」ということのみを想像しがちですが、

・栄養バランスと健康の関係を理解する

・食事って体にとって重要で、楽しいものだよということを理解する

・家族、仲間と食べる楽しみを満喫すること

・食べ物の生産過程を理解し、サプライチェーンに関わる全ての人に感謝しながら食べる

・またその感謝を常に感じ、食品ロスの罪を認識すること (食品ロスについての記事はこちら)

・料理に関する伝統を次世代につなげていくこと

廃棄される工程も含んだ、料理として口に入るまでのサプライチェーンの輪。

そして、健康、成長を考えた胎児期から高齢期、そして次世代へ。世代を超えて繋がってく輪。

地域としてのつながりの輪。

自然・文化・社会経済が絡んでいく輪。

これらすべてが食べることに関係していて、その食べることが生きることへつながる輪。

このようなつながりは「食育の環」と呼ばれています。

(出所:内閣府 共生社会政策 食育ガイド)

日本の食育への取り組み

国は食育基本法を元に、5年間の食育推進基本計画を作成して取り組んでおります。

・若い世代を中心とした食育の推進

・多様な暮らしに対応した食育の推進

・健康寿命の延伸につながる食育の推進

・食の循環や環境を意識した食育の推進

・食文化の継承に向けた食育野推進

これらの5つを中心に取り組んでおります。

食育の今後の広がりが楽しみです。

各企業、自治体の食育に対する取り組みも沢山あります。

<大塚製薬>

子供が楽しく食育を学べるアプリを開発しました。

アプリ名:「おいしいおえかき SketchCook-A nutritious experiment with Google」

(出所:大塚製薬HPより)

大塚製薬の調査で、小さい子供を持つ親は

「本当はもっと子どもと一緒に栄養について話したり料理をしたい」

「栄養バランスの良い食事を提供しているつもりだが、知識不足で栄養バランスが整っているのか不安である」

という想いでいることを発見し、それに応える、親子間で食事に関して楽しく話題にできるアプリを開発しました。

大塚製薬は、2018年9月に、このアプリを活用しながら、食育の授業を、東京都の小学校で実施しました。

授業の内容は、紙に好きな主食を描いてもらい、それをスマホで読み取り、主菜に合う副菜をアプリで提案するという内容のようです。

ITを活用した食育。

楽しそうで、私もその授業を受けてみたくなりました!

海外の食育への取り組み

<イタリア>

食文化の国、イタリア。

「食」のディズニーランドといわれている施設があります。

FICOイータリーワールド。

イタリア食材の生産から加工、食べるまでのサプライチェーンを体験できる人気テーマパークです。

この施設で体験することが、食について体験し、考える、食育の場になっています。

牛、ヤギなどの動物、工場、飲食店、食べた後に体を動かすためのフットサル場など完備されています。

イタリアに行った際は、ぜひ立ち寄りたいスポットです!

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