15分くらいのプレゼンを、相手にわかりやすく、残るように伝えたい。
ビジネスのシチュエーションでこんな悩み、ありますよね。
ある時、TVで、林先生のプレゼンに引き込まれました。
うわぁ、上手！
今回は林先生から学んだプレゼン方法についてまとめます。
テンポよく話せるプレゼンに仕上がります。
ぜひ、使ってみてくください。
今回紹介する方法は、ズバリ…
PREP法(プレップ法)の応用！
まずはPREP法とは？を説明します。
PREP法とは？
ＰＲＥＰ法（プレップ法）
①結論：Point
②理由：Reason
③具体例：Example
④再度、結論：Point
で話す方法です。
例）
①結論：私は商品Aを導入したほうが良いと考えている
②理由：直近で話題になっているから
③具体例１：例えば、Twitterでは10,000回1日でツイートされているし
③具体例２：Z店では1日300個売れている
④結論：なので、商品Aを導入したほうが良い
具体例が2，3個になってしまってもOK。
最初はのこPREP法を使いこなすだけで、一気に会話がビジネスパーソンっぽくなります(≧▽≦)笑
「なんだか、この人の話わかりやすい！？」
と思われちゃう可能性大です。
プレゼンはもちろん、文章にも使えますよ。
PREP法を応用したプレゼン
それでは林先生のプレゼンを解説しながら、まとめます。
私が良く使っている方法です。
林先生は、ゴミ屋敷についてプレゼンしていました。
＜全体の流れ＞
①結論：「ゴミ屋敷は、〇〇〇なら問題なし。」
③具体例： 腐らない本や書類で部屋がごちゃごちゃ、物を把握している【自己管理型】のゴミ屋敷というものがある。
例えば、岡潔さんの部屋。
②理由： 部屋が汚くても腐らないし、本人が頭の中で整理できているから。
④結論：「ゴミ屋敷は、【岡潔型】なら問題なし」
以下、詳しく説明していきます。
①結論
結論：「ゴミ屋敷は、〇〇〇なら問題なし。」
結論をいきなりクイズで出してきました。
しかも問題ないゴミ屋敷って何なに？？
とっても気になります。
引き付けられます。
③具体例
ここでクイズ形式になっているので先に具体例を持ってきています。
そもそもゴミ屋敷って？
ゴミ屋敷をMECE(もれなくダブりなく)に分類していきます。
林先生は4象限で説明していました。
2軸は
・横軸：物のありかを「把握している or 把握していない」
・縦軸：倉庫系（本・服など腐らないもの）、有機系（食べ物など腐るもの）
軸を分けた際、清掃業者の専門知識なども調べて提示。
4象限の各特徴は…
１：腐らない本や書類で部屋がごちゃごちゃ、物を把握している【自己管理型】
２：食べ物はないが、洋服などがごちゃごちゃで、場所の把握できていない
３：有機系のゴミでいっぱい、場所も把握していない【社会問題型】
４：わかってはいるが、物がゴミから何から散らばっている
(４はあり得るのだろうか？ 笑)
この４つの中で、自己管理型だけが問題ないと林先生が主張していました。
例えば、岡潔さん。
岡潔さんは、文化勲章も受賞した数学者。
布団の周りに本が散らかっていたけど、本人の中ではどの本がどこにあるか把握できていたようです。
②理由
１象限の岡潔さんの部屋が散らかっていても問題ない理由。
それは、散らかっているものが腐らないし、本人が頭の中で整理できているからでした。
すぐ使う物を本棚に戻すのは「時間のロス」ということで、周りに置いているとのこと。
頭で管理できれば、OKということになります。
④最後に再び結論
「ゴミ屋敷は、【岡潔型】なら問題なし」というのが先ほどの答え。
4象限の中で、一番主張したいパートにインパクトのある名前をつけたというのもポイント！
【自己管理型】なら問題ない、よりも【岡潔型】なら問題ない、のほうがインパクトがあります。
最初の
ゴミ屋敷も〇〇なら問題ない
の〇〇を穴埋めで結びとなりました。
〇〇＝××の方程式で結論付けているのも覚えやすくてキャッチ－です。
再度、全体の流れをまとめます。
①結論：「ゴミ屋敷は、〇〇〇なら問題なし。」
③具体例： 腐らない本や書類で部屋がごちゃごちゃ、物を把握している【自己管理型】のゴミ屋敷というものがある。
例えば、岡潔さんの部屋。
②理由： 部屋が汚くても腐らないし、本人が頭の中で整理できているから。
④結論：「ゴミ屋敷は、【岡潔型】なら問題なし」
うん！
なかなか引き付けられて、テンポの良い話ができそうですよね★
いきなり応用編は難しいかもしれません。
まずはPREP法の基本をマスターし、その後、少しずつアレンジしていくのがおススメです(^^)/
それではこの辺で、まったね！
※参考 放送されていた番組
『～林修VSゴミ屋敷美女＆東大なのに負け組美女～』
2016年6月9日（木） 19:00～20:54 日本テレビ
コメント