前回の記事で、GDPってなんだっけ?
について簡単にまとめました。
GDPについてまとめた記事はこちら↓
今回は、日本のGDPの内訳をちょっとだけ、少し踏み込みます。
日本の経済は、どんな業界によって回っているか?
診ていきましょう。
日本のGDPの内訳
※単位 10億円
(出所:内閣府 統計情報・調査結果 国民経済計算(GDP統計)のデータより筆者グラフ作成)
・ズドーンと、飛び出しているのは、製造業(メーカー)
大手企業ももちろんですが、日本は、中小企業の製造業がもりもり存在します。
日本は製造業によって支えられています(^^)v
・2番手は、卸売&小売
製造業が作ってくれたものを流し、売る場所が必要です。
そこで、2番手に君臨しております。
・3番目は不動産
これは意外でした。
不動産は、取引の単価が高いためと考えております。
金額が単位のGDPになると、どうどう3番目にくるのですね(*’ω’*)
・農林水産業が下から2番目
これも意外でした。
毎日の食卓は、元をたどれば、農林水産業由来のもので溢れています。
しかし、GDPでは他業種と比べて、こんなに金額が小さくなってします。
シャインマスカットのような、付加価値の高い農産物がどんどん表れて、潤うといいなと思います。
製造業がとびぬけていましたので、製造業の内訳も見てみましょう。
日本のGDPの内訳(製造業詳細)
先ほどのグラフで、製造業を分割してみます。
紺色のラインが製造業たちです。
※単位 10億円
(出所:内閣府 統計情報・調査結果 国民経済計算(GDP統計)のデータより筆者グラフ作成)
製造業ナンバーワンは、輸送用機器や業務用機器。
やはり高単価の製品を扱っている製造業は、GDPも高いです。
コロナ過で、もしかしたらこの辺りの順位は変動してくるかもしれませんね。
意外なのが、製造業内GDPでナンバー3が、食料品製造業だということ。
食料品なので、単価はそこまで上げられないと思いますが、個数で勝負です。
農林水産業よりも高いことから、製造工程で付加価値を沢山つけて、頑張っているんだなと思いました。
日本のGDP推移
内訳はなんとなく分かりました。
今度は、推移を見てみました。
2011年の数値を100としています。
100より小さくなっていたら縮小傾向。
100より大きくなっていたら市場の拡大傾向です。
(出所:内閣府 統計情報・調査結果 国民経済計算(GDP統計)のデータより筆者グラフ作成)
全体のGDPは、100→109。
この8年で9%成長しております(^^)v
2018年のGDPで少なかった、鉱業、農林水産業。
8年前と比べて、1割以上、経済規模が縮小されています((+_+))
製造業は、業種によって明暗が分かれております。
製造業:電子製品、化学製品はぐんぐん伸びています(≧▽≦)
製造業:通信機器、繊維製品などはぐーっとダウン…((+_+))
金融保険や建設関係は、伸びております(≧▽≦)
以上、簡単にGDPの内訳について見てみました。
う~ん、それで?
となってしまいますが、
経済は8年もすれば大きく変化する!
ということが改めで分かりました。
またGDPについてはまとめたいと思います。
それではこの辺で。
まったーね!
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