すっきりとした頭で、面白いアイデアを思いつく。
こうしていきましょう!とすぐに結論を出せる。
思考力・判断力がさえていると、仕事のパフォーマンスが向上しますよね。
いぇい(^^)v
食事管理はビジネススキルです。
今回は、食事の仕方で、思考力・判断力アップさせる方法をまとめてみました。
思考力、判断力を向上させる食事とは?
ずばり…
結論:質の良い脂質を取り、質の悪い脂質を取らない
思考力・判断力アップに脂質が重要な理由
・脳は水分を除くと、約60%が脂質でできている
良い脳をつくるために、良い脂質を取ることは重要なのです。
成長期の子供は、おおむね油でできている脳の成長を助けるために、サバなどの青魚を摂取すると良いよ~と聞いたことがあります。
※今回の内容からは少しそれますが、良い脂質は、目やエネルギー源としても重要です。
・目の網膜の脂肪の約60%がDHAという脂肪酸で出来ている
・もちろん体を動かすエネルギー源になるというのもあり
では具体的にどのような食事が、思考力・判断力を向上させるのか?
まとめていきます。
オメガ3を摂取する
身体に良い脂質代表! DHA、EPAは、「オメガ3」と呼ばれる良質な脂質です。
・DHA:脳を活性化して、記憶力に影響を与える、体内で作ることはできない
・EPA:血流を良くする効果、血流アップにより、スタミナがつき、疲労回復が早い。結果、頭もクリアに。
これらが多く含まれているのは、次のような食材です。
<魚>
マグロ、イワシ、サンマ、サバなどの青魚の脂質
特にマグロやトロのカマ、目の周り、サバ、サンマ、イワシ、旬の脂の乗った魚
魚肉ソーセージや鯖缶でもOK。
「サカナさかなサカナ〜♪
サカナを食べると〜♪
アタマ頭アタマ〜♪
頭が良く〜なる〜♪♪」
こんな歌、聞き覚えありませんか?
サバをグリルで焼くと、ものすごい油が出てきますよね(;・∀・)
これが脳に良く、思考力・判断力が研ぎ澄ませることができるのです。
<油>
アマニ油、エゴマ油、シソ油
これらの油もオメガ3が含まれています。
これらの油は熱に弱く、加熱してはいけません。
摂取方法は、以下が代表的。
・油+酢+塩=ドレッシングにして、毎朝食べる
・ティースプーン1杯を飲んで摂取
また、オメガ3の摂取は、午前中のほうが効果的と言われています。
午前中は、吸収が高まるようです。
なかなか朝からサバ!というわけにはいきませんが、
朝:ドレッシング、又は鯖缶
夕:サバの塩焼き
など。こういう形だと実践しやすいですね。
MCTオイルを摂取する
MCT:Medium Chain Triglyceride
日本語では中鎖脂肪酸と呼ばれます。
2013年ごろ、なんでも使える身体によい油として、ココナッツオイルが話題に。
メーカーの生産が追い付かず、店舗では欠品していたくらいです。
このココナッツオイルにも、MCT(中鎖脂肪酸)は含まれております。
MCTオイルとココナッツオイルの違いは、中鎖脂肪酸の割合です。
・MCTオイル:中鎖脂肪酸が100%
・ココナッツオイル:中鎖脂肪酸が約60%
MCTオイルは、代謝や分解が早く、すぐエネルギーに変わる即効性があります。
MCTオイルを摂取すると、持続力思考力アップできるのと同時に、脂肪を燃焼しやすくなると言われています。
脂肪を燃焼させ、エネルギーを作り出すようになると、脳にエネルギー源のケトン体が発生。
MCTオイルは、ケトン体を効率よく作ることができる油です。
なので、「なんだか頭が疲れたぞ、、」
という時も、ブドウ糖を摂取しなくて良いのです。
ブドウ糖を取らずに、脳のエネルギーを得ることができるのですよ★
朝のコーヒーに入れたり、大事な商談前にそのまま飲んだりすることで、思考力・判断力がアップ!(^^)!します。
摂取の仕方例
・ティースプーン2杯程度、そのまま飲む
・コーヒーに混ぜる
・ヨーグルトに混ぜる
・サラダにかける
・スムージーに入れる
などなど。
こちらも加熱せず使います。
MCTオイルってあまり聞かないけど…
大丈夫です(≧▽≦)
今の時代はとても便利で、ネットで簡単に購入できます。
私がチャレンジしているのは、こちらの2種類。
左側の大きい方は自宅用
右側の小さい方は会社用
この2種類はオススメですが、種類は沢山ありますので、身体に合うものを選んでください☆
選ぶ基準としては…
①ココナッツのみで作られたMCTオイルであること
MCTオイルは、主にココナッツとアブラヤシの2つから中鎖脂肪酸を抽出して作られています。
ココナッツオイルのほうが酸化しにくいので、劣化しにくいです。
②光や熱を通しにくい遮光瓶タイプ
鮮度の良い状態が保ちやすいです。
③香り・味がが好きなもの
摂取の仕方によって、コーヒーに入れる、そのまま飲むなど、美味しく感じる香りや味が変わってきます。
摂取しやすいものを選びましょう。
④体質に合うもの
実際に摂取してみないと分からないのが難しい所ですが…
こっちだとお腹を下す、こっちだと気分が悪い、こっちはすばらしい!など、
自分の体質に合うものが見つかると良いですね。
トランス脂肪酸は取らない
トランス脂肪酸:狂った油
といわれています。
こわいΣ(・□・;)
トランス脂肪酸には、LDL(悪玉)コレステロールを増加させ、HDL(善玉)コレステロールを減少させる働きがあるといわれています。
多量に摂取を続けた場合、動脈硬化などによる虚血性心疾患のリスクが高くなるとの報告もあります。
その他にもがん、糖尿病、アレルギーとの関係が疑われています。
食事、栄養および慢性疾患予防に関するWHO(世界保健機関)/FAO(食料農業機関)合同専門家会合の報告では、トランス脂肪酸の摂取量はできるだけ低く抑えるべきであり、最大でも一日あたりの総エネルギー採取量の1%未満とするよう勧告しています。
<トランス脂肪酸を含む食品>
フライドポテトやドーナツの揚げ油、菓子パン、クッキー、ケーキのショートニングやマーガリン
食品パッケージの裏側の成分表示を見ると、パン、お菓子類は結構使われています。
食べ方まとめ
思考力・判断力を向上させる、仕事のパフォーマンスを高める食事をまとめます。
・オメガ3を摂取する
・MCTオイルを摂取する
・トランス脂肪酸は取らない
毎回しつこいですが、十分な睡眠が取れていることは前提となります。
食事と同じくらい、睡眠も大事です。
あと、適度な運動、メンタルも!
健康的な暮らし、安定した精神が土台にあり、良い仕事ができます。
健康的な暮らしの中でも、特に重要になってくるのが、食事。
プロスポーツ選手並みに、プロビジネスパーソンも、自分をメンテナンスしていきましょう。
他の食事管理の記事はこちら↓
・疲労を回復する食事とは?~ストレス社会に食事で身体メンテナンス~
・食事で仕事のパフォーマンス向上!具体的な方法を実体験で紹介
参考にした文献
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