ESCO事業

ESCO事業

ESCO事業についてまとめてみます。

ESCO=Energy Service Company
頭文字を取って「エスコ」と読みます。

ESCO事業って??
2言で説明すると…
・省エネサービスを提供する事業
・省エネにより削減した光熱水費からESCO事業者に費用を支払う保証付サービス

 

ESCO事業の特徴

ESCO事業には次の3項目の特徴があります。

(1)光熱水費等の削減分で全ての経費をまかなう
省エネルギー工事に使用した初期投資、ESCO事業の経費等は、省エネルギーによる削減分でまかなわれます。
また、ESCO契約期間終了後の削減分は全て顧客の利益となります。

(2)省エネルギー効果をESCO事業者が保証する
ESCO事業導入による省エネルギー効果(光熱水費の削減分)をESCO事業者が保証します。
省エネルギーによる経費削減が実現されなかった場合、損失分をESCO事業者が補填します。これをパフォーマンス契約と呼びます。

(3)トータルサポートサービスを提供する
ESCO事業者は、省エネルギー診断・改修計画の立案・設計・施工管理などの工事に関わるサービスや、実際に稼働した際の運転管理・計測・検証・資金調達・会計分析を含むトータルサポートサービスを提供します。

具体的な提案例
・照明をLEDにする
・太陽光発電を導入する
・トイレの節水装置採用
・二酸化炭素排出量削減のため、木質バイオマスエネルギーの導入

 

省エネ保証付きサービス。
契約期間終了後、経費削減分は顧客の利益になる。顧客にとっては悪いことなしに感じます。デメリットはあるのでしょうか?

顧客にとってのデメリット

・省エネ施設の規模が大規模に限定的
ESCO事業が成立する為には、相当なエネルギー削減がないと、ESCO事業者が費用を回収出来ない為、大規模に限定されています。

・投資回収率の良い提案、計測が簡易な提案に限定的
ESCO事業者が省エネ経費を保証してくれる制度であるため、投資回収率の良い省エネルギー技術、省エネルギー効果の計測・検証が簡単な技術に限定して提案する傾向があります。
(保証付きなので、仕方がない気もします)

望み通りのものが対象となる可能性が低いことが考えられます。
これが顧客のデメリットといえそうです。

ESCO市場規模

少し古いデータですが、2013年で市場規模は約300億円。

(出典元 一般社団法人 ESCO・エネルギーマネジメント推進協議会 HPより http://www.jaesco.or.jp/)

年により大きなバラツキがあり、大型受注有り無しに左右されている印象を受けます。
まだまだこれから伸びてく市場だと期待しております。

ESCO事業の今後

規模の大きい省エネサービスが対象となっています。
二酸化炭素排出量削減、省エネなど一般消費者にも問題意識がでている現在。
規模の小さな、中小企業、一般家庭などに普及すればおもしろい仕組みになると考えています。
また国の補助金制度があるので、エネルギー使用合理化事業者支援事業(経済産業省)、
建築物省エネ改修推進事業(国土交通省)に該当する場合は活用できます。国の制度の充実度も今後の注目ポイントです。

 

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