※2020年3月28日更新
企業規模が年売上100億円前後で、儲けをしっかり出しているキラッと光る企業。
あるんです。
今回は「メック」
高い収益性の要因を探っていきます。
メックってどんな会社?
会社名: メック株式会社
売上高: 10,865 百万円
営業利益額: 1,637 百万円
経常利益額: 1,722 百万円
純利益額: 1,236 百万円
従業員数: 231 人(単体)
従業員平均年齢: 41.6 才
従業員平均給与額: 703 万円
(2019年度実績)
一番のメインの事業は、スマートフォンやタブレットPC、などの、基板の薬品の開発、製造、販売です。
また、最近は自動運転用の車についているセンサーの基盤用の薬品としても活用されています。
ん?基板ってなんだ??
こんなのです。
普段あまり目にしませんが、精密機械のカバーの下にこっそり隠れています。
基板向け薬品の販売先、つまりメックの顧客は、業者になります。
なのでなかなか馴染みがないですね。
そんなメックが心がけていること。
それは、、、
仕事を楽しむこと。
ここからも活き活きしている企業が伝わってきます。
以前、日本法規情報株式会社がインターネットアンケートを実施し、「仕事に関する意識調査」について発表しました。
アンケートで「仕事が楽しい」と回答した人に対して楽しい理由を聞いています。
(出典元:日本法規情報株式会社)
仕事が楽しいと感じる理由の上位3位
・仕事にやりがいがある(36%)
・人間関係が良好(25%)
・適切な労働時間(16%)
この上位3つの理由で約80%
会社、仕事に誇りを持っていてやりがいがある充実感♪
刺激しあえて、冗談をを言い合えて、一緒に働きたいと思える職場の仲間達♪
労働時間の管理はしっかりされていて、プライベートも充実できる♪
おそらくメックの従業員はこのような状態で仕事ができているのではないでしょうか。
社員も活き活き♪会社も活き活き♪♪
そんな勢いのある状態なので、高度な技術、保証された品質、立派なサービスを提供しています。
メックが目指しているのが
新しいこと、おもしろい価値に常に挑戦し、世界の人々に役立つ存在になること。
そして、世界の人々に、豊かで潤いのある社会づくりに貢献することです。
特に、物質と物質とが接する境界である「界面」の創造を通じて、エレクトロニクス製品の進化・高度化に貢献しています。
メックの強みは次のように挙げられます。
・ニッチながらも世界シェアを大きく占める、質の高い製品力
・従業員3分の1、売上の約10%を研究開発投資する積極的な技術力向上姿勢
・研究開発力
・アジアや欧州を中心としたグローバルネットワーク
・柔軟な事業展開する姿勢
・従業員が仕事と生活を両立できる働きやすい姿勢
・高い収益性と負債の少ない安全な会社経営
以上をまとめまして、メックを人に例えるとこんな感じになります。
高い収益性を出せる仕組み
では、高い収益性はどのように実現しているのでしょうか。
強みからわかるように
ニッチながらも世界シェアを大きく占めるする質の高い製品力
にあると考えました。
オンリーワンでニッチな市場を高シェアで占めることにより、価格競争に巻き込まれることなく高い商品の収益を達成しています。
ではなぜこのような素晴らしい製品が創造されるのでしょうか??
それは
・活き活きと仕事を楽しんで働く従業員
・研究開発力
からうみだされていると考えます。
メックは従業員3分の1、売上の約10%を研究開発投資する積極的な技術力向上姿勢があります。
研究を存分に行える環境に、活き活きと仕事を楽しんで働く従業員がおかれると、どんどん良い製品ができて、高い研究開発力になることが想像できます。
今後の動き
ニッチながら、確実な存在を世界で示しているメック。
今後もさらなる躍進を目指しています。
・基板の薬品のみならず、基板の川上の素材メーカー、川下のエンドユーザーに向けたアプローチ
・社内外の技術を活用するオープンイノベーションの推進 (オープンイノベーションを説明した記事はこちら)
・ESG戦略の強化 (ESG投資を説明した記事はこちら)
今までの成功にとらわれず、さらに新しい領域にチャレンジすることで、オンリーワンをもっともっと増やそうとしております。
5Gへの対応も強化しており、ビジネス拡大を狙っています。
今後の活躍に期待大です!
とりあえず、今回はここまでです。
あまり情報が得られず、直接お話を伺いたいくらい。
情報が得られたら随時、記事を更新予定です。
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