もうかれこれ、4年間くらい使っているクレンジングがあります。
duo(デュオ)のクレンジングバーム。
※写真はブラックバージョン。
こちらのクレンジングを製造している会社は「プレミアアンチエイジング株式会社」
クレンジングduo(デュオ)が口コミで大人気になり、売上拡大し、2020年に上場までたどり着いた会社です。
≫一番人気のクレンジングDUOブラックリペアの公式サイトはこちら
2021年はDUOクレンジングバームの会社でした。
2021年の企業分析はこちら↓
≫【2021年分析】プレミアアンチエイジングってどんな会社?【クレンジングバームDUOが大人気】
2022年、DUOシリーズ依存からの脱却の光は見えてきたか??
診てみましょう。
プレミアアンチエイジングってどんな企業?
プレミアアンチエイジング株式会社=DUOクレンジングバームの会社
2022年も、まだDUOが大きく支えている会社です。
しかし少しずつ少しずーつ、第2のブランド、第3のブランドの柱が見えてきました。
主力のDUOシリーズの売上構成について。
<DUO売上構成の変化>
・2021年:86%→2022年:82%
4ポイントほど、全体に対する構成比を落としております。
伸びたのは第2の柱となりたいCANADELシリーズ。
(画像出所:CANADEL公式HP)
<CANADEL売上構成の変化>
・2021年:12%→2022年:16%
CANADELは「若年層の時短ニーズに対する、オールインワン化粧品の提案」をテーマにしたオールインワンジェルです。
2019年4月から販売開始。
発売後3年で年間売上高50億円を上回っており、第2の柱として成長中です。
そして、第3の柱となりたい新たなヘアケアブランド「クレイエンス」。
(画像出所:クレイエンス公式HP)
2022年3月から発売開始。
若年層の白髪の悩みをターゲットにした新ヘアケアブランドです。
白髪染めトリートメントで、気軽に気になる白髪をケアできます。
「クレイエンス」ブランドは、発売後4か月で新規獲得件数が20万件を突破。
ロケットスタートに成功し、新たな収益の柱としての成長に期待もくもく上昇中。
2022年決算では売上構成比は全体の2%を取れています。
とはいえ、DUOシリーズがまだまだ全体の82%の売上構成。
このDUOシリーズですが、大人気商品ですので、他メーカーももちろん真似をします。
最近、類似品も次々登場。
なかなか以前より伸びは厳しくなっております。
大人気の地位を維持するのは結構大変なんですね~(^^;
DUOシリーズの人気を落とさないよう努力をしつつ、第2の柱、第3の柱ブランドをいかに育てるかで、プレミアアンチエイジングの成長は変わってきます。
プレミアアンチエイジングの収入源は?
販売(ブランド)別の収益源は以下です。
- 1位:DUOシリーズ
- 2位:CANADELシリーズ
先述した通り、2022年決算でも82%の売上構成をDUOシリーズで占めております。
まだまだプレミアアンチエイジングは「DUO」の会社といってよいでしょう。
(これからは他ブランドが伸びていく…予感!(´▽`))
(データ出所:プレミアムアンチエイジング2022年IR資料より筆者作成)
販売チャネル別の売上構成比は以下。
(データ出所:プレミアムアンチエイジング2022年IR資料より筆者作成)
71%がネット販売。
もともとネット販売からスタートした会社です。
妥当な構成比かなと思います。
プレミアアンチエイジングの強みは?
個人的には、以下3点が強みだと考えております。
- DUOクレンジングバームの商品力
- デジタル活用力 (口コミの有効活用)
- 工場を持たないファブレス経営による収益力
こちらは2021年の企業分析と変わらず。
以下、詳細です。
DUOクレンジングバームの商品力
まずはなんといっても主力商品。
DUOクレンジングバーム。
これはクレンジング力が強いのに、肌に優しく、肌調子が上がります。
結果、リピート×何回?か忘れました( ̄▽ ̄)
ノーマル→新しく出たブラックへ移行しましたが、DUOクレンジングシリーズは4年間使い続けております。
クレンジングバームについて書いた記事はこちら↓
≫もっと効果的な使い方はこれ!クレンジングバームDUO黒いブラックリペア の口コミレビュー【最大限に効果を引き出す】
デジタル活用力 (口コミの有効活用)
クレンジングバームは最初は口コミで広がりました。
口コミサイトアットコスメやSNSで使ってみたユーザーの発信(UGC)により、話題に。
UGCについてまとめた記事はこちら↓
≫UGCとは?具体例は?SNS時代のマーケティングに超重要なキーワード
そこからさらにインフルエンサーを使ったデジタル販促に取り掛かり、効率的に口コミの有効活用をしております。
また最近は原点回帰?
TVタレントを使ったCMを流す作戦も実施。
順調に売上を伸ばしております。
工場を持たないファブレス経営による収益力
プレミアアンチエイジング株式会社は従業員数150名ちょっとの会社です(2022年3月時点)。
従業員数はそこまで多いわけではないので、何から何まで自社で実施するということはできません。
そこで工夫してるのが、コア業務に特化した組織の構築。
従業員は主に、商品開発、マーケティング、コールセンターの一部に集中させています。
(出所:プレミアアンチエイジング決算説明資料より)
化粧品会社ですが、工場は自社で持っていません。
生産を外部の会社にお願いするファブレス経営を採用しております。
これにより小さな本部体制で、収益力の高さをキープ!
ファブレス経営についてまとめた記事はこちら↓
≫ファブレス経営が成功するためのポイントは?企業例とメリット・デメリット
今後のポイント
プレミアムアンチエイジングの今後のポイント。
以下、4点。
個人的に考えた注目ポイントです。
こちらも2021年分析とほぼ同じ。
- DUOクレンジングバーム人気の維持
- DUOクレンジングバームに次ぐ第2柱商品の育成
- 更なるデジタル販促
- 新規ターゲット層の開拓(海外、男性など)
2021年と違うところはシリーズの人気維持を追加しました。
大人気商品DUO。
クレンジングバームで似ている商品がどんどん出てきております。
主力ブランドの人気は維持必須。
2022年にDUOの新商品が出ました。
クレンジングバームホット。
温かいクレンジング?
気になり過ぎて買ってしまいました。
冬に良いかも。
ブラックを使っていたのですが、試しに使ってみます。
2023年決算ではこちらの売上がどのくらい伸びるか気になります。
このホット商品を投入することで、DUOシリーズの人気維持を試みます。
また、新規顧客層を取っていきたいメンズブランド「デュオメン」。
こちらは男性ターゲット。
新規顧客の開拓を目指している商品です。
先日、担当してくれた美容師さん(男性)が、「アンチエイジングしたくてDUOクレンジングを使っているんですよ~」といっていました。
ほほぅ。
美容意識の高めの美容師さんが使っている。
これから伸びるのではないか(^^)v
なんて思ったりしながら聞いてました。
また、DUOシリーズに次ぐヒット商品が育成ですが
オールインワン「CANADEL」、ヘアケアブランド「クレイエンス」、男性クレンジング「デュオメン」。
この辺りの伸びが注目です。
また得意とするデジタル販促は、顧客一人一人に対するアプローチで、1人あたりの売上高アップを目指したい(´▽`*)
2023年決算の行方はいかに!?
筆者おススメ!一番の主力商品の公式サイトはこちら↓
≫一番人気のクレンジングDUOブラックリペアの公式サイトはこちら
DUOブラックの体験レビュー記事はこちら↓
≫もっと効果的な使い方はこれ!クレンジングバームDUO黒いブラックリペア の口コミレビュー【最大限に効果を引き出す】
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≫【2021年度分析】プレミアアンチエイジングってどんな会社?【クレンジングバームDUOが大人気】
それでは、この辺で。
まったねー!
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