私は、日常生活で、かーなーりっ、楽天にお世話になっています。
どんな企業なの?
事業領域は広いけど、何が柱になっているのか?
診ていきます。
今回は、「楽天」がどんな会社なのか知りたい方に向けた記事です。
楽天株式会社ってどんな会社?
- 会社名: 楽天株式会社
- 売上高: 約1.2兆円
- 営業利益額: 約727億円 (率:約5.8%←前年は約15%)
- 純利益額 : -330億万円
- 従業員数 : 18,364人
- 従業員平均年齢 : 33.7才
- 従業員平均給与額 : 756万円
- 払込資本金額 : 430,303百万円
- 発行済株式数: 1,434,573,900株
(2019年12月期決算時)
売上1.2兆円。
大きな大きな企業です。
日本だけではありません。
世界中、楽天です。
(出所:楽天株式会社 決算資料2019年)
事業領域も広い。
(出所:楽天株式会社 決算資料2019年)
生活が完結してしまうのでは!?
というくらい網羅されています。
この中でもコアなビジネスが以下3つ。
イメージしやすいように、主力のサービスも一緒に記載します。
- モバイル…楽天モバイル(格安スマホ)
- 物流…楽天市場
- ペイメント…楽天カード、楽天ペイ
はい。
私、よ~~く使っています。
楽天市場や楽天ペイ、楽天カード。
楽天ポイントについてまとめた記事はこちら↓
楽天西友ネットスーパーについてまとめた記事はこちら↓
≫楽天西友ネットスーパーの活用方法&どんな人に便利?【週1回利用している私の口コミレビュー】
売上規模別にみると…
主力サービスはどれも伸びています。
(出所:楽天株式会社 決算資料2019年)
メインは楽天市場、楽天トラベルなどの老舗チームです。
年間売上は約2,700憶。
前年と比較して、116%増収です。
それに続く形で、楽天カード部門が、1,680億円の売上です。
楽天銀行、楽天モバイルも、にょきにょきの伸びています。
楽天の強み
強み:顧客にとってメリット大の楽天経済圏を作り上げている
生活を網羅できるサービス展開で、顧客がうれしいポイントサービスにより付加価値をつけています。
とにかくいろいろ購入でき、購入によって生じた還元率◎なポイントが、どんどん貯まります。
楽天グループの年間ポイント発行数:3,200憶ポイント (2019年 決算書資料より)
どーん!
すごいですよね(≧▽≦)
日本の国民を1億人とすると、1人平均3,200ポイント付与されています。
とにかくこの楽天ポイントが浸透しきっているのです。
ポイントに関するアンケート
(調査:マイボスコム インターネット調査 2018年10 月)
(出所:2019年楽天株式会社 決算資料)
還元率が良く、貯まりやすい。
日常の生活でポイントが付くので貯まりやすい。
多彩なサービスがあるので貯まりやすい。
貯まりやすいのオンパレードですが、とにかく貯まりやすいのが楽天天ポイント。
楽天のサービスを使えば使うほど、お得感が満載になる仕組みです。
楽天を取り巻く環境
この個人を囲む経済圏、今後ますます、様々な企業がチャレンジしてくるでしょう。
ある程度資金力があり、大きな企業です。
イオン、Zホールディングス(PayPay、Yahoo!など)、Amazon…
いかに便利か?いかにポイントで還元していくか?
競合企業との、体力と進化スピードの勝負が待ち構えています。
今後の注目ポイント
個人的に、今後の注目ポイントを挙げてみます。
ほんとーに個人的なので、あったら良いなぁというアイデアも含みます。
ポイント①
楽天経済圏をどこまで拡大できるか…がポイントです。
全ての買い物が楽天で展開できると、ポイントを貯めている顧客は寄せていきます。
衣・食・住の大きな視点で考えると、人生の大きな買い物は不動産Σ(・ω・ノ)ノ!
今後、不動産事業、開始しましたー!なんて日経新聞に掲載されることを、ひそかに楽しみにしております。
ポイント②
顧客に教育という価値を提供できるか?
楽天経済圏に寄せ、投資をする。
お金が育っていく…
そんなお金の教育も併せて提供できると、さらに顧客を囲い込めるのでは!?
しかし、自社で声高らかに、楽天経済圏が良いですよー!
っていっても、騙されている気がして警戒してしまうので、ここは、体験談を発信してくれるインフルエンザ―頼みでも良いかもしれません。
ポイント③
経営の安全性を確保できるか!?もポイントです。
クレジットカード事業が伸びているので、キャッシュはますます流出してくるでしょう。
その分を、楽天証券、楽天銀行もセットで契約してもらうことで、資金流入もしっかりとっていくことが大切です。
2019年決算のキャッシュフローは以下の通り。
(2019年決算書より、筆者作成)
楽天は営業活動からプラスの現金を生み出し、投資活動にも積極的、かつ積極的に資金調達もしています。
なんというか理想形の成長企業パターン。
キャッシュフローの見方についてまとめた記事はこちら↓
≫決算書をみる上で重要ポイント! キャッシュフローで簡単に判断できる会社の8タイプ分析~身体測定を例に~
クレジットカード事業が伸びているため、資金流出が増えています。
が、楽天銀行、楽天証券により現金を確保できています。
売上の4か月分のネットキャッシュフローはあるので、現時点では安全といって良いでしょう。
自己資本比率が8%(2019年)
というのも気になるので、自己資本をあげるような取り組みがほしいところ(≧◇≦)
2019年は利益が少なかったので、2018年のように収益力を上げていければ問題ないでしょう( ..)φ
どんな事業を展開していくのかとても楽しみです(^^)v
今後も、ポイント生活、お世話になります。
それではこの辺で!
まったねー♪
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