※2022年8月12日更新
夫が腰の椎間板ヘルニアで、手術(love法)をしました。
手術についての記事はこちら↓
≫椎間板ヘルニアの手術(ラブ法)を経験して【手術前日〜退院の体験記】
手術後、どのくらいで回復するか?
結論:
- 手術後2~3週間で仕事復帰できる
- 1カ月で自然体に生活できる
※個人差はあり
今回は、退院後、自然体に回復するまで様子をまとめます。
仕事しながら、ヘルニアで苦しんでいる方の参考になればと思います。
退院直後(手術後1週間)
<身体の動き>
- 階段の上り下りが出来るようになった
- 足の外側部分はしびれが残るものの、少しずつ近所を歩けるように。
- 100m→500m→1㎞と、日に日に歩行できる距離は伸びていった
- 完璧に歩行出来ていた訳ではなく、多少腰が引けた歩き方だった
歩行は出来るようになったものの、街で誰かに後ろからぶつかられたら、腰が粉砕してしまいそうな不安はあった。
家族で近所の公園まで散歩。
外出できる喜びをかみしめました。
手術後2~3週間
この週から仕事復帰しました。
<身体の動き>
- 歩行速度は一般人よりも遅かったが、自然体で歩けるようになった
- 靴下や靴を履く時は、患部が引っ張られているようで多少痛い
- 歩き方のバランスが崩れていたためか、痛めていた腰とは反対側(右側腰部)に若干の痛みが発生し、嫌な気分になる
- 患部表層は少し膨れ上がっていたが、術後1ヶ月もすると引いていった
- 復帰初日は、オフィス到着時にお尻に違和感が走るも、痛みには発展せずに時間経過と共に消失していった。
お尻の違和感。
これが再発リスクを考えてしまう最も不安な要素だった。
ヘルニアのように神経痛が臀部から脚に走る訳ではないが、その痛みが走る直前のような感覚が、臀部を襲う感じ。
この症状は時々出現した。
満員電車は後ろから人にぶつかられる度に恐怖があったが、意外と大丈夫でした。
手術後の初回検診(手術後3週間)
<身体の動き>
- 神経痛1歩手前のような、しびれに似た感覚は残る
- おおむね日常生活は送れる
<手術後の初回検診>
術後、初めての検診があった。
レントゲン検査と問診を受けた。
主治医から、術後良好とのこと。
患部のガーゼも剥がれ、一安心。
私「神経痛にはなってないけど、その手前くらいの嫌な感覚が走るんですけど。。。」
主治医「神経が痛んでしまっている影響かもしれない。
それは体が発しているシグナルなので、そのシグナルが出る直前にやっていたような動きはまだ早いですよ!というサイン。気を付けて下さい」
神経の痛みは、時間をかけて治していくしかないとのことでした。
ヘルニア前に実施していた筋トレについては以下の指導を受けた。
- 筋トレ、ストレッチは開始してOK
- 筋トレに関しては、上半身のみで、過度に腰に負担がかからないものを、軽い重さから始めること
- ベンチプレス、懸垂、ショルダープレスくらいならやってもOK
- 但し、重さを追い求めるようなことは避けて、軽い重さで主動筋のみが働くようなトレーニングにするように
- ランニングはまだ避けて、ジムにあるバイクから始めることが望ましい
(…詳しい外科医だなと思った)
再発の不安が吹き飛んだ検診となった。
軽い運動を開始していいということも嬉しい結果。
実際にはこの後も座骨神経痛になる一歩手前くらいの嫌な感じが臀部に走ることはあった。
しかし、そのような時は引き起こしたであろう動きは次回以降しない、休息を挟むなどして時間はかかるが腰には負担が少ない動きを心掛けた。
その結果、嫌な感じが臀部に走る頻度は、術後3~4週目で徐々に減少していった。
気付いたこと
- 一般には術後1-2週間で通常の生活が送れると記載されていることが多いが、自然に体を動かせるという意味では1ヶ月程かかった。
- ヘルニアで神経を痛めていると、脚のしびれや臀部に広がる嫌な感じが残っているが、今後の経過観察を行う。
- 忙しい生活を送っていると時間短縮を求めて腰に負担のかかる動きをしがちなので、ゆったりした心を持つべき。
- 混雑した電車は健常者が乗れるものであり、障害者、お年寄り、妊婦さんには危険極まりないことがわかった。
- 席を譲るなど、もっと目配り、心配りを心掛けよう。
- 寝具は重要。ほんとに。。
手術後、腰に負担のないマットレスに買い替えたので参考に↓
もうこのマットレスなしの生活は不可能。
もっとはやく出会っていれば、手術まで発展しなかったかも?と思えるほど寝具は重要。
ヘルニア摘出術後の再手術率は5年後で4〜15%というデータもある。
現在は普通の生活ができているできている。
健康で日常を送れるということは、この上なく幸せだということ。
忘れないように、感謝しながら、毎日を過ごしていこう。
※2022年8月現在、ヘルニアの再発なく、日常生活を送れています(*´▽`*)
他にも、ヘルニア関連記事を書いています。
ヘルニアになった原因、発症時の対策などなど。
ヘルニア体験記に関してまとめた記事はこちら↓
※各症状によって対処法は異なります。
専門家と相談して、適切な処置を受けましょう。
本記事は、あくまでも参考程度でお願い致します。
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